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受賞履歴

*受賞履歴の内容は発表時のものです。販売が既に終了している商品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

日本鉄鋼協会より製鉄功労賞を受賞

2015年2月4日

株式会社神戸製鋼所

当社代表取締役会長の佐藤廣士は、一般社団法人日本鉄鋼協会が主催する特別表彰「製鉄功労賞」を受賞しました。表彰式は2月3日(火)に経団連会館にて執り行われました。

賞の概要

日本鉄鋼協会では、鉄鋼に関する学術・技術の振興及び研究者の育成を目的として、顕著な業績を挙げた人物を表彰しています。
表彰は「一般表彰」と「特別表彰」に分かれており、特別表彰は協会の創立10周年を記念して1925年に設けられたものです。中でも、製鉄功労賞は長年に渡り我が国の鉄鋼業界の進歩、または学術・技術の研究開発に特別の功労のあった者に対し5年に一度贈られる賞です。

受賞概要

受賞者は、入社以来、薄板や条鋼を始めとする各種鉄鋼材料やチタン等の高機能化技術の開発、特に金属腐食や表面処理をベースとした研究を推進すると共に、研究開発マネジメントに携わり、自動車やエネルギー、新規分野におけるこれら材料の高機能化や用途拡大のための技術開発と実用化に卓越したリーダーシップを発揮し、日本の鉄鋼業の進歩・発展と研究開発に大きく貢献してきました。また、日本鉄鋼協会や日本鉄鋼連盟等において、産学官の連携推進、学協会の運営や人材育成、基盤技術力の強化などの先導・実用化に多大な寄与を果たしたことが評価され、今回の受賞に至りました。

代表取締役会長 佐藤のコメント

腐食・表面処理分野の研究開発出身の経営者として、日本鉄鋼協会の創立100周年という記念の年に特別表彰して頂いたことを嬉しく、光栄に思います。
担当者の頃、表面処理や腐食という学際的技術分野において、鉄鋼協会にお世話になり、領域間の垣根を除去することでイノベーションが生まれるということを学ばせて頂き、大変感謝をしています。
若手研究者へ伝えたいことは、研究課題は永遠に続くため継続する情熱が最も重要ということです。また、将来の商品像をイメージして研究開発に取り組む『ゴール・オリエンティッド・ベーシック・リサーチ』という言葉を贈りたいと思います。

授賞式の様子