統合報告書2018 付属資料

環境会計

神戸製鋼グループは、環境保全活動に継続的に取り組んでいます。
環境保全活動に関わる費用と効果を把握し、ステークホルダーの皆様に当社の取り組みについてより理解を深めていただくため、情報を開示しています。

環境関連投資と環境保全効果

神戸製鋼では、環境負荷低減のために環境対策設備の新設や維持管理に継続して投資を行い、さまざまな面から環境対策を進めています。

2017年度は、主に機器の高効率化や熱効率の改善による省エネルギー、配管・槽などの更新による汚水の漏洩リスクの低減などを目的に約60億円を投資しました。これらの投資は、CO2排出量の削減や大気汚染あるいは水質汚濁の防止に寄与しています。

2017年度 投資額の内訳((株)神戸製鋼所)

2017年度 投資額の内訳(神戸製鋼)グラフ

また、2017年度の費用額の合計は約354億円で、その内訳は大気汚染防止に約28%、水質汚濁防止に約14%、廃棄物リサイクル・処理に約25%となっています。さらに、製品・技術・サービスでの貢献として、自動車のマルチマテリアル化や航空機部品の製造に関する技術開発に取り組むなど、研究・開発に総費用額の約26%にあたる約94億円を投じています。

2017年度 費用額の内訳((株)神戸製鋼所)

2017年度 費用額の内訳(神戸製鋼)グラフ

今後も、環境保全に関わる対策を継続的に実施していきます。

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