① 森ってなぁに???

日本にむかしからある植生は3つの森と1つの草原に分かれるよ。
山の高さ(暖かさ・寒さ)によって森は変わるんだ!

照葉樹林(しょうようじゅりん)

暖かいところにある森。
ツバキ・クス・カシ・シイの木などが生えている。
大きな神社や寺院のまわりにはまだ残っているんだ。
葉っぱの表面に光沢があって光る(照る)所から、この名前がついたんだね。

夏緑樹林(かりょくじゅりん)

少し寒い所、雨の多い地域にある森。
ブナ・ミズナラの木などが生えている。
紅葉して落葉する木の代表だね!!
(だから名前が夏に緑!なんだ)

針葉樹林(しんようじゅりん)

高い山の上、寒い所にある森。
トウヒ・コメツガ・エゾマツの木などが生えている。
葉っぱの形が名前の由来なんだね!

高山草原(こうざんそうげん)

山のてっぺん。
大きな木は生えていなくて、コマクサ・ミヤマキンバイなどのお花畑が広がっているんだよ。

と、上は大昔のお話。
人が生活して、森を開拓して・・・
大昔のままの森はずいぶん少なくなりました。
代わりに出てきたのは・・・


※ これらの写真や資料は全て、服部保さんの第3回表彰式ミニセミナーの資料からの抜粋です
※ これらのイラストは全て、KOBELCO森の童話大賞金賞作品の絵本のイラストを使用しています