業界初・妊婦用のマタニティ作業服を導入

2016年10月3日

株式会社神戸製鋼所

当社は、今月から妊娠中も着用できるマタニティ作業服を導入致します。現在年間で10人程度いる妊婦の数が近年の女性社員の採用人数の増加に伴い、今後さらに増えるであろうことから、この度導入を決定致しました。マタニティ作業服は、製造現場に行くことを前提としたもので、通常の作業服と同じデザインです。妊婦の体形変化に対応できるように、ズボンのお腹の部分がニット状になっているほか、上着の腰周りのサイズをボタンで調整できる仕様となっています。

これまで、妊婦は体形の変化により通常の作業服を着られなくなると、大きめの作業服(男性サイズ)や私服を着用していましたが、余った裾や袖の巻き込まれや転倒の危険など安全上の観点から製造現場への立ち入りが制限されていました。ダイバーシティ推進室による女性社員へのヒアリングのなかで、「現場に入ることができず、業務に支障がでる場合がある」という声が上がり、今回導入に至りました。

ダイバーシティ推進室は2014年10月に発足し、女性の採用比率向上や育児・介護との両立支援をはじめとする、就業継続支援のための制度整備等の取り組みを行って参りました。この結果、2015年度のなでしこ銘柄にも選定されています。また、今年度から施行された「女性活躍推進法」に基づく第1次行動計画として、下記の通り数値目標を掲げています

採用における女性社員の比率
総合職事務系:30%、総合職技術系:10%、基幹職技能系:10%
入社15年以上の女性総合職の退職率
35%
年休の平均取得日数
15日以上/年  

当社は今後も、ダイバーシティ推進をはじめ、ワークライフバランスの改善など、社員一人ひとりがそれぞれの能力を発揮し、いきいきと働ける魅力ある職場づくりを進めて参ります。

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