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高精度アルミ厚板「アルハイス(R)‐III」を開発

2009年4月9日

株式会社神戸製鋼所
アルミ・銅カンパニー

神戸製鋼は、高精度アルミ厚板「アルハイス‐II(R)」の品質を向上させた「アルハイス(R)‐III」を開発し、1月から生産を始めました。

「アルハイス(R)‐III」は、「同‐II」と比べ、独自の熱処理で板内部の残留応力を極小化するとともに、検査方法の改善で表面品質も向上させた商品です。これにより、切削加工歪対策商品「アルソラン(R)」の製造を中止し、「アルハイス(R)‐III」に機能を統合します。

高精度アルミ厚板は、半導体・液晶製造装置、太陽電池パネル製造装置、精密機械などが主な用途です。国内市場は月産600〜800t程度で、そのうち神戸製鋼は約50%のシェアを占めます。近年、加工時の寸法精度確保や生産性向上といったニーズが高まっており、神戸製鋼は新商品で市場ニーズに応えていく構えです。

高精度アルミ厚板「アルハイス(R)‐III」の写真 
高精度アルミ厚板「アルハイス(R)‐III」の写真