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新しい溶媒:超臨界流体 超臨界流体メニュー



[超臨界流体とは] [新しい反応溶媒][抽出・精製への応用] [材料形態制御への応用][発表文献]



超臨界流体とは

 超臨界流体とは、気体と液体が共存できる限界の温度・圧力(臨界点)を超えた状態にあり、通常の気体、液体とは異なる性質を示すユニークな流体です。


水、二酸化炭素の状態図

 この超臨界流体は、どこにでも忍び込む気体の性質(拡散性)と、成分を溶かし出す液体の性質(溶解性)を持ち、かつその密度を連続して大幅に変化できる特長を持っています。
このため、二酸化炭素や水を超臨界流体として使用すれば、食品/医薬品分野などでの有機溶媒の代替としても利用でき、人にやさしく、環境にやさしい技術として注目を浴びています。
 最近では、特に反応場の利用が注目され、さらにその用途は広がっています。
 当社では、蓄積された研究開発ノウハウ及び基礎データ、エンジニアリング技術、高圧機器設計製作技術を結集して、皆様の幅広いニーズに対応します。



新しい反応溶媒

 超臨界流体が持つ溶解度の制御性、優れた輸送物性、溶媒和等の特殊な性質を利用し、特に流体が水の場合には加水分解、部分酸化反応への新たな反応プロセスを実現します。

<例>
PET(ポリエチレンテレフタレート)のケミカルリサイクル、セルロースのグルコース化、他

超臨界水技術を利用した商業プラントが世界で初めて稼働

超臨界水の特徴と利用法

反応溶媒効果(1)"誘電率"

反応溶媒効果(2)"イオン積"

加水分解反応の応用例



抽出・精製への応用

 超臨界流体の持つ溶解力を利用して有効成分の抽出分離、不要成分の抽出除去が、常温付近で食品等に安全な溶媒として迅速に行えます。
また、共沸混合物等の従来の蒸留法に替わり、省エネルギープロセスによる高濃度濃縮分離を実現します。

<例>

  1. 動植物原料からの油脂類、香料、薬効成分の分離精製:人参エキス中の農薬除去、他
  2. 化学原料、製品等の不純物除去、濃縮:エタノール水溶液(共沸混合物)の無水化、他
  3. ポリマーの分画、精製:ポリマーからの未反応モノマーの除去、他



材料形態制御への応用

 超臨界流体を使用し、従来の方法では実現困難な、特殊構造、高機能、高品質材料の製造を実現します。

<例>

  1. 急激膨張(RESS法:Papid Expausion of Supercritical Solutions)による微粒子化、薄膜化、微細繊維化:シリカ等のひげ状微粒子の製造
  2. 貧溶媒化(GAS法:Gas Anti-Solvent)による微粒子化、薄膜化
             :シリカエアロゲルの強度付加(表面コーティング)



神戸製鋼の超臨界流体関係の発表文献

 神戸製鋼は、高圧気液平衡の研究開発をベースに、超臨界流体を応用する種々の分野での研究開発を実施しています。



超臨界二酸化炭素(CO2)の最新情報は、神鋼エアーテック(株)の「ホームページ」を参照ください。

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