超臨界流体は、溶質を溶解するという液体的な挙動と拡散性に優れているという気体的な挙動の両方の特性を保有しています。特に超臨界水の場合、反応溶媒としての効果が大きく、圧力・温度の変化で連続的に流体の諸物性を制御できる利点などから、様々な反応系への利用が考えられています。
超臨界水の反応溶媒としての工業的な利用として、人工水晶の合成(高温高圧下での激しい溶解作用と温度による溶解度の差を利用)が知られていますが、最近では、超臨界水の物性を生かして有機物質に対する反応への応用も、幅広く適用されています。

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