図1に高温高圧状態の水のイオン積(水素イオン濃度と水酸イオン濃度の積)を示します。イオン積は、Kw=[H+][OH-]で定義され、常温常圧下の濃度は共に1×10-7mol/lとなり、Kwの値は1×10-14(mol/l)2となります。高温高圧下ではこのイオン積の値が大幅に増大し、圧力34.5MPaの条件下では、300℃付近にイオン積の極大値(-logKwの極小値)が存在し、その値は1×10-11(mol/l)2です。この時水素イオン濃度は3×10-6mol/lとなり、常温常圧における値と比較して約30倍の増加が見られ、このことが超臨界水に酸触媒の効果があることを示しています。

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