2016~2020年度グループ中期経営計画について

~素材・機械・電力の3本柱の事業体確立を目指して~

2016年4月5日

株式会社神戸製鋼所

【1】はじめに

当社グループは2010年度に、中長期ビジョンである「KOBELCO VISION “G”」を策定し、海外への積極的な事業展開や、当社グループならではの製品やサービスの創出に取り組んでまいりました。
さらに、「KOBELCO VISION “G”」の第2期間である「2013~2015年度グループ中期経営計画」では、「経営基盤の再構築」として、鉄鋼事業を中心とした収益力強化、並びに財務体質の改善に取り組むとともに、将来に向けた収益の『安定』と事業の『成長』に向けた布石として、「鋼材事業の構造改革」、「機械系事業の戦略的拡大」、「電力供給事業の拡大」などに取り組んでまいりました。

当社は今回策定した「2016~2020 年度グループ中期経営計画」において、素材系事業・機械系事業・ 電力事業の3本柱による成長戦略を一層深化させ、盤石な事業体を確立させる新たなビジョン「KOBELCO VISION “G+”(ジープラス)」への取り組みをスタートします。輸送機の軽量化やエネルギー・インフラなど中長期的に伸張する成長分野に経営資源を集中し、神戸製鋼グループ独自の付加価値をさらに高め、競争優位性を発揮していくことで、事業を拡大・発展させるとともに、社会への貢献を目指してまいります。

【2】3本柱の事業成長戦略

1.素材系事業

①輸送機軽量化への取り組み

②鉄鋼事業の収益力強化(2015年度→2020年度 収益改善効果)

2.機械系事業

①エネルギー・インフラ分野への取り組み

②建設機械事業の収益力強化

3.電力事業

【3】経営基盤の強化

①コーポレートガバナンスの強化

②人材確保・育成

③技術開発力・ものづくり力の向上

【4】財務戦略

【5】数値目標

中期最終年度(2020年度)での達成目標

2020年度
ROA※1 5%以上
D/Eレシオ※2 1倍以下を堅持
参考
2013年度 2014年度 2015年度※3
ROA 3.8% 4.4% 1.1%
D/Eレシオ 1.11倍 0.88倍 1.0倍

※1 経常損益/総資産

※2 有利子負債/自己資本

※3 2015年度第3四半期決算時点の見通し

配当方針

【参考】セグメント毎の取り組み

1.鉄鋼

2.溶接

3.アルミ・銅

4.機械

5.エンジニアリング

6.建設機械

7.電力

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