KOBELCOの3つの約束

アーク溶接ロボットARCMANTMシリーズの新型コントローラの開発完了について

2016年4月11日

株式会社神戸製鋼所

当社は、アーク溶接ロボットARCMANTMシリーズの新型コントローラ(CBコントローラ)の開発を完了し、本年4月13日より建設機械向け溶接ロボットシステムとの組み合わせから順次販売を開始致します。
この新型コントローラは、アーク溶接ロボットARCMANTMシリーズでの中厚板溶接の高品質な溶接施工を実現するもので、お客様での生産性向上への貢献に加え、操作する教示ペンダントにも使いやすさを追求したものです。

溶接ロボットシステムのコントローラは、溶接ロボットや周辺機器の動きを制御するとともに、溶接の施工データを保存、編集する機能をもち、システム全体の性能を左右するものです。現行型のCAコントローラは2005年に開発されましたが、この10年間でお客様の溶接施工の品質、能率などへの要求が高度化しており、より複雑なロボット動作や、施工データなどの大量のデータ処理が必要となってきております。今後更に高度な溶接施工が求められる中、これらに対応すべく開発を進めてまいりました。

このたび開発が完了した新型コントローラでは、従来にない特殊ウィービングを用いて高速で高品質な溶接施工を可能にしました。加えて、溶接初心者でも安心して溶接条件を設定できるよう350種以上の施工データをあらかじめ搭載しており、ロボットの動作・作成した施工データも現行比10倍以上を保存できます。また、コントローラの計算能力の向上と通信の高速化により、ロボット停止時の溶接トーチの揺れを抑え迅速な再稼動を可能にし、タッチセンシング時間の短縮が図れるなどユーザでの生産性向上にも貢献することができます。
溶接ロボットシステムを操作する教示ペンダントについても「軽い、見やすい、使いやすい」を追求しました。0.95Kgと業界最軽量クラスの軽さで、アイコンとタッチパネルの採用やロボットの動作方向に合わせた操作キーの配置など、見やすさ、やさしい操作にもこだわりました。また、日・英・中の3ケ国語に対応し、言語の切り替えもその場で簡単に行えるため、お客様の海外展開時などにもお役に立てるものと考えます。

この新型コントローラ(CBコントローラ)は、2016国際ウエルディングショー(4月13日~16日 インテックス大阪)にて実演、紹介致します。
当社溶接事業部門は、溶接ロボットシステム・溶接材料・溶接電源・溶接施工技術の総合力のもと、今後もお客様の課題解決につながる新たな溶接技術を開発・提案することで、「世界で最も信頼される溶接ソリューション企業」を目指してまいります。

2016国際ウエルディングショーでのパネル

添付資料をご参照下さい。

主要仕様

型式名 CB型コントローラ
外形寸法 600W×950H×400D(従来比86%)
制御軸数 18軸(内蔵3軸 :スライダ3軸、ポジショナ2軸)
外部入出力信号 標準入力38点(最大156点)
標準出力18点(最大136点)
内部メモリ プログラム:最大9999個
データバンク(溶接条件ファイル):最大9999個
外部メモリ SDカード
教示ペンダント 5.7インチカラータッチパネル
重量 0.95kg (従来比15%減)

主要仕様

ウィービング
溶接方向に対して溶接トーチなどをほぼ直角に交互に動かしながら溶接する方法特に中厚板の溶接で多く使用

タッチセンシング
溶接ロボットが溶接に使用する溶接ワイヤに電圧をかけ、溶接対象物に接触させることで対象物のズレを検知し、補正する技術です。
教示ペンダント
ロボットを動作させたり、動作させた位置を教えることによって溶接を行うプログラムを作成する装置

プレスリリースの内容は発表時のものです。販売がすでに終了している商品や、組織の変更など、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。

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