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プレスリリース

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防じんネットの建設着工について

2006年11月30日

株式会社神戸製鋼所

当社は、加古川製鉄所の粉じん飛散防止対策の一環として計画している、防じんネットの建設を、12月1日に着工します。住宅地との境界近くの製鉄所敷地内北側のグリーンベルトに、東側岸壁付近〜西門付近まで(製鉄所の北面、ほぼ全面)設置します。07年3月末の完成を予定しています。

ネットを張ることで、製鉄所から住宅地方向に吹く南風を減風し、ネット前後に粉じんの落下を促します。また、ネットがたわむことにより、風がネットの上部に巻き上がって乗り越えていく現象を防止します。

現在、同業他社へのヒアリングや、各種実験・シミュレーションにより、粉じんの発生・飛散を低減する対策を検討、順次実施しております。製鉄所の敷地境界に沿ってネットを張ることで、風に乗って製鉄所外に飛散する粉じんの量を少しでも低減することを狙っています。

また、北側グリーンベルト以外に、原料ヤード周辺にも、防じんネットの建設を予定しています。(仕様など詳細は未決定。)

防じんネット 概要
・高さ 地上約25m。
・全長 約2,300m。
・構造 約12mのピッチで立てた鋼製柱(約200本)間に、 ポリエチレン製のネットを張ったもの。
・総工費 約20億円。


防じんネット完成イメージ
防じんネット完成イメージ