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プレスリリース

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2008年度入社式について

2008年4月1日

株式会社神戸製鋼所

当社は本日、2008年度新入社員入社式を下記の通り、実施しましたのでお知らせ致します。


(1) 入社式  
  日時 2008年4月1日(火)10:00〜10:30
  場所 IHDセンタービル 5F
    兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-5-1
  式次第 ・開会の辞
    ・社長祝辞
    ・役員紹介
    ・閉会の辞

(ご参考)新入社員入社実績 (単位:人)
職掌 2006年 2007年 2008年
総合職 事務系

45

56 45
技術系 105 125 135
小計 150 181 180
基幹職 232 210

222

合計 382

391

402

社長祝辞
<はじめに>
本日、全社で約400名の新しい仲間が加わった。今年は、日本の近代製鉄発祥150周年に当たる記念すべき年である。この節目の年に、未来の当社を背負っていく大勢の新人を迎えることができ、大変嬉しく思う。

<経営状況、経営方針について>
2006−2008年度3ヵ年の中期経営計画を実行中で、2008年度は総仕上げの年である。足下の経済情勢は不透明感が漂い始めているが、2007年度は需要環境にも恵まれた結果、1,500億円程度と云う高いレベルの連結経常利益を確保できた見込みである。
中期計画の2年目としては、一定の成果を残す事ができた訳だが、皆さんには、この好業績は好景気と云う追い風に乗っただけではなく、大いなる奮闘努力の結果であることを是非理解して戴きたい。
「神戸製鋼グループ 企業理念」にも謳っている「信頼される製品やサービス」を提供するべく、グループ全員が「たゆまぬ変革」に努めてきたからこそ現在がある。
また、全てのステークホルダー(取引先・株主・地元住民等)のご支援のお陰でもある。皆さんには、社会と共に歩んでいく心構えで、感謝の念を抱きながら毎日を過ごして戴きたい。

<新入社員の皆さんに心掛けて欲しいこと>
(1) 「信頼に値する人になる」
当社グループの「企業理念」の最初の言葉は「信頼」である。社会の皆様から信頼されることを何よりも重んじる企業文化を築いていきたいと願っている。皆さんには、信頼に値する人になるよう、社会人としての教養を積み人格を磨いて欲しい。誠実で謙虚である事が「人格を磨く」出発点であると思う。周りに対して誠実である事の大切さは論を俟たない。一方で、自分を謙虚に偽ることなく見つめることも大事である。

(2) 「物事を客観的に見る」
皆さんが社内外の人と接触や折衝を行う際に、お互いが自分の主張を繰り返すだけでは平行線を辿るだけである。一歩離れて状況を冷静に観察すれば、自分の過ちに気付く事もある。或いは、客観的な事実に基づいて説明すれば、相手の理解も得易くなる。
「物事を客観的に見る」ことで、無意識の内に心にゆとりが生まれ、自分をコントロールできるようにもなる。適度な弛みは粘りや弾力を生み、難しい局面に遭遇しても安定した力を発揮できるようになると思う。

(3) 「前向きに、根気強く取り組む」
壁にぶつかった際どのように反応するかで、皆さんの力が試される。「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」という言葉がある。失敗を恐れず前向きな気持ちで、上司や先輩の指示を待つのではなく、率先して仕事を探し追いかけ、明るく粘り強く取り組んで欲しい。