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プレスリリース

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溶接事業部門の組織改正について

2011年3月24日

株式会社神戸製鋼所

当社溶接事業部門は、2011年4月1日付けで以下の通り組織改正を行います。

1.背景・目的

事業を取り巻く環境は、国内、欧米需要の低迷が続く中、アジア市場では競争が一層激化しており、輸入材の日本への流入、鉄鋼原料価格の高騰、円高の進行など先行きの不透明感は益々高まっております。こうした中、生産部門のコスト競争力の徹底強化が必要となり、調達力の強化や最適生産体制の構築等の取り組みが重要課題であるとともに、海外事業展開などグローバル化への対応として、海外生産部門でのものづくり力向上への取り組みも一層の強化が必要であります。

以上より、2011年4月1日予定しておりますKOBEウェルディングワイヤ(株)の当社への吸収合併と併せて、生産部門に関わる組織改正を行います。生産部門を統括する「生産センター」を新設し、需給、調達企画、安全・教育、設備管理、生産技術など事業部門に分散している生産に関わる経営資源を集約し、海外生産部門でのものづくり力の強化に向けた生産支援、人材育成なども含め、事業部門グループでの生産部門の総合力の向上を図ってまいります。

2.改正内容

(1)生産部門

・国内生産部門を総括する組織として「生産センター」を新設し、以下(A)~(C)をセンター長直属の組織とします。(所在地は茨木)

(A)「生産企画室」を新設し、企画管理部にある溶接材料の需給、安全衛生管理、技能教育などの生産企画機能を移管します。

(B)「調達室」を新設し、企画管理部の線材、冷延材などの鉄源調達機能、茨木工場 溶剤室の溶剤原料の調達企画機能(新規原料の探索など)を移管します。

(C)「生産技術室」を新設し、開発部 溶接開発室の生産技術に関わる開発機能(生産技術グループ)と企画管理部の設備技術機能(設備技術グループ)を移管します。

・茨木工場の溶剤室を廃止し、溶剤原料の調達企画機能を「調達室」に、溶剤室の生産・品質管理等の機能を同工場の総務室と製造室に移管します。

・KOBEウェルディングワイヤ(株)を当社への吸収合併により「福知山工場」とし、総務室と製造室を新設します。

(2)開発部

・溶接開発室の生産技術に関わる開発機能(生産技術グループ)を「生産センター 生産技術室」に移管します。

・特許室を「知的財産室」と名称変更します。

(3)企画管理部

・「海外企画室」を廃止し、企画管理部の直属グループと統合します。

3.組織図(下記ファイルをご参照ください)