神戸製鋼HOME > プレスリリース > 2012年 > 加古川製鉄所が「地球温暖化防止活動環境大臣賞」を受賞

プレスリリース

*プレスリリースの内容は発表時のものです。販売が既に終了している商品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

加古川製鉄所が「地球温暖化防止活動環境大臣賞」を受賞

2012年11月30日

株式会社神戸製鋼所

当社は、加古川製鉄所で実施している「エコ通勤」について、環境省より「地球温暖化防止活動環境大臣賞」を受賞しました。本日、環境省にて決定・公表されており、12月12日(水)にKKRホテル東京で授賞式が行われ、長浜環境大臣から加古川製鉄所/岩崎副所長へ表彰状が授与される予定です。

賞の概要

環境省では、平成10年度から地球温暖化対策推進の一環として、毎年、地球温暖化防止月間である12月に、地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人又は団体に対しその功績を讃えるため、地球温暖化防止活動環境大臣表彰を行っている。

活動内容

当社加古川製鉄所では、地球温暖化防止を主目的として、2009年6月からマイカー通勤を公共交通機関や通勤バス、自転車などへ転換する「エコ通勤」の取り組みを進めている。この結果、取り組み前は約8,000台/日であったマイカー通勤台数を約半分の3,900台削減し、CO2排出量を2009年に約2,100トン、2010年度に約2,600トン、2011年度に約2,600トン削減した。

エコ通勤を導入するにあたっては、以下の対策を実施した。

  • 通勤バスを段階的に約3倍(延べ69台→201台)に増便し、新路線及び新バス停を増設した。また、ハイブリッドバス(1台1日6便)も導入した。
  • 自転車通勤者に対応し、構内道路に歩行者・自転車専用レーンを新設した。
  • 説明会や社内報掲載等、従業員や関係協力会社の理解を得るべく広報活動を行った。

また、CO2削減の他にも、以下の効果も確認されている。

  • 製鉄所周辺の朝夕の交通渋滞緩和
  • 通勤途上災害の低減
  • 製鉄所内の土地の有効活用
  • 健康増進(歩行距離の増加)

尾上善則所長(専務執行役員)のコメント

この度はこのような栄誉ある賞を頂き、大変光栄に存じます。

「エコ通勤」は、従業員及び関係協力会社のご協力なくしては成し得ないものであり、このような大きな成果を残せたことは、皆さんに大いに感謝すると共に、大変誇りに思います。

地域や社会との共生は、企業にとって最重要な責務であり、加古川製鉄所は、今後もこのような環境負荷低減の取り組みを進めると共に、高品質の製品供給を通じたCO2削減に全力で取り組んで参る所存です。

ハイブリッドバスによる通勤風景

ハイブリッドバスによる通勤風景

【授賞式にて】(2012年12月12日撮影)

【授賞式にて】長浜環境大臣(左)と岩崎副所長(右)

長浜環境大臣(左)と岩崎副所長(右)