新日鐵住金（株）への出資の見直しについて

当社と新日鐵住金（株）（以下、新日鐵住金）は、2001年より旧新日本製鐵（株）（旧新日鐵）、旧住友金属工業（株）（旧住金）と当社の３社で鉄源の共同活用などの連携施策を推進しておりますが、各施策を円滑かつ着実に実行するため、2002年より旧新日鐵、旧住金、当社での相互出資を実施し、その後の連携の深化・拡大に伴って追加出資を行ってまいりました。

一方で、当社は今中期経営計画（2013～2015年度）の重点施策としてキャッシュ創出による財務体質の改善を進めておりますが、2012年10月の旧新日鐵、旧住金の経営統合により、新日鐵住金への出資が拡大したことを踏まえ、今般、保有株式の半数を売却することにいたしました。財務体質の強化により投資余力を確保し、当社の成長投資の資金に充当してまいります。

なお、今回の出資の見直し後も当社と新日鐵住金の提携関係に変更はなく、引き続き、連携施策を推進し、相互のメリット確保に取り組んでまいります。

また、今回の出資の見直しによる当期の業績への影響は軽微と見込んでおります。

（ご参考）新日鐵住金による当社への出資も同様に見直される予定です。