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受賞履歴

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加古川製鉄所が「交通関係環境保全優良事業者等大臣表彰」を受賞

2013年12月18日

株式会社神戸製鋼所

当社は、加古川製鉄所で実施している「エコ通勤」について、国土交通省より「交通関係環境保全優良事業者等大臣表彰」を受賞しました。本日、国土交通省にて授賞式が行われ、太田国土交通大臣から加古川製鉄所/本田副所長へ表彰状が授与されました。

賞の概要

国土交通省では平成18年度より、交通分野における環境保全活動を行い顕著な功績のあった事業者に対しその功績を讃えるため、交通関係環境保全優良事業者等大臣表彰を行っている。

活動内容

当社加古川製鉄所では、地球温暖化防止を主目的として、2009年6月からマイカー通勤を公共交通機関や通勤バス、自転車などへ転換する「エコ通勤」の取り組みを進めている。この結果、取り組み前は約8,000台/日であったマイカー通勤台数を約半分の4,000台削減し(2013年11月末時点)、CO2排出量を2009年に約2,100トン、2010年度に約2,600トン、2011年度に約2,600トン、2012年度に約2,600トン削減した。
エコ通勤を導入するにあたっては、以下の対策を実施した。

  • 通勤バスを段階的に約3倍(延べ69台→176台)に増便し、新路線及び新バス停を増設した。また、ハイブリッドバス(1台1日6便)も導入した。
  • 自転車通勤者に対応し、構内道路に歩行者・自転車専用レーンを新設した。
  • 説明会や社内報掲載等、従業員や関係協力会社の理解を得るべく広報活動を行った。

また、CO2削減の他にも、以下の効果も確認されている。

  • 製鉄所周辺の朝夕の交通渋滞緩和
  • 通勤途上災害の低減
  • 製鉄所内の土地の有効活用
  • 健康増進(歩行距離の増加)

尾上善則所長(専務執行役員)のコメント

この度はこのような栄誉ある賞を頂き、大変光栄に存じます。
「エコ通勤」は、2009年より従業員及び関係協力会社のご協力を頂き、加古川製鉄所が一体となって実施してきた取り組みです、結果としてこのような大きな成果を残せたことに対して、皆さんに感謝致します。
地域や社会との共生は、企業にとって最重要な責務であり、今後もこのような環境負荷低減に対する取り組みをより一層進めて参ります。

ハイブリッドバスによる通勤風景

ハイブリッドバスによる通勤風景

授賞式の様子

授賞式の様子
太田国土交通大臣(右)と本田副所長(左)