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受賞履歴

*受賞履歴の内容は発表時のものです。販売が既に終了している商品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

秋の褒章 受章者について②

2015年11月11日

株式会社神戸製鋼所

受章者

氏名
松下 勝彦
生年月日
1952年10月14日生まれ(63歳)
社歴
1971年3月 入社 加古川製鉄所工作部計電課
1996年4月 制御部制御保全室 班長
2004年4月 制御部制御保全室 職長
2006年4月 制御部制御保全室 係長
2011年4月 制御部制御保全室 専門技師

褒章・叙勲の種別

黄綬褒章

受章概要

1971年に当製鉄所に入社して45年間、制御系(電気計装設備)の保全業務に従事した。振り返れば、入社した当初は、担当する制御機器の点検や清掃に明け暮れた。トラブルが起きても一人では対応できず、技能のノウハウを繰り返し先輩から指導された。主体性に欠けていた私は、日々、叱られ叩かれ、悔し泣きも多々あったが必死になって技術を実践で身に付けた。
その後、制御装置には新技術が導入され、目まぐるしく進歩していった。徐々に自分の成長が追いつけずに悩んだが、過去の悔しさや苦労をバネにしてスキルを上げ、習得する喜びをチームと一緒に多くの困難を乗り越えることができた。現在は、培った知識と経験を活かし専門技師として、保全に関する種々の活動やリーダー育成、次世代技能者の育成、ものづくりのべースであるQCサークル活動への支援と指導にあたっている。

本人の感想

1.受章の喜びの声

このたび、秋の褒章に際しまして、私を長年にわたり育成して頂いた諸先輩、支援して下さった上司・関係者、共に汗を流して協力してくれた同僚、後輩の方々を代表して栄光の黄綬褒章を賜りました。
これもひとえに入社以来、45年間、電気・計装設備の業務にたずさわり、皆様との出会いに感謝し、ご指導・ご鞭撻の賜と心よりお礼を申し上げます。風通しのいい職場環境の下で多くの方との出会い、お世話になった方への感謝と親孝行ができなかった亡き父母に受章の報告をしたい。「人生で最高の宝物を頂いたと・・・」

2.今後の抱負

今後ともこの栄誉に恥じることのないよう、日々精進を重ね微力ではありますが、培った技術力を次世代の社員に伝承し、人生の羅針盤ともいえる素晴らしい当製鉄所に恩返しをしていく所存です。