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*トピックスの内容は発表時のものです。販売が既に終了している商品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。 |
溶接材料事業に関する基本合意について |
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2004年10月5日
株式会社神戸製鋼所
JFEスチール株式会社
株式会社神戸製鋼所(以下"神戸製鋼")とJFEスチール株式会社(以下"JFEスチール")は、溶接材料事業の強化・発展の為、2002年7月より溶接材料の共同研究等に取り組んでまいりました。また2003年10月1日には、共同出資による"KOBE・JFEウェルディング株式会社"を設立し、溶接用ワイヤの生産を集約いたしました。 このたび、溶接材料事業における両社の提携関係を更に強化する為、本日、以下の通り、基本合意いたしました。
(1) |
溶接材料生産会社の“KOBE・JFEウェルディング株式会社”(以下"KJW")を神戸製鋼の100%出資会社とする。(現在、神戸製鋼80%、JFEスチール20%) |
(2) |
JFEスチールグループの溶接材料販売会社であるJFE溶接棒株式会社(以下"JFE溶接棒")についてJFEスチールグループは全株式の80%を神戸製鋼に譲渡する。 |
(3) |
いずれも、実施日を2005年4月1日とする。 |
神戸製鋼とJFEスチールは、溶接材料事業における提携関係を通じて構築した信頼関係のもと、溶接材料に関する独自技術の移転について十分な準備期間を設けて対応してきました。この結果、溶接材料の生産を神戸製鋼ならびにKJWに集中させることにより、JFEスチールは東日本製鉄所千葉地区溶材工場を2005年3月末に閉鎖する予定です。 また、JFE溶接棒は、造船、鉄構、自動車業界などの多岐にわたるお客様に対してこれまで通りの供給責任を果たしてまいります。
以上
(ご参考) 【神戸製鋼の溶接事業概要】
売上高: |
約400億円(2003年度) |
生産品目: |
被覆アーク溶接棒、ソリッドワイヤ、フラックス入りワイヤ、サブマージアーク溶接用ワイヤ・フラックス、溶接ロボット・システム他 |
生産工場: |
茨木工場(大阪府)、西条工場(広島県)、藤沢事業所(神奈川県) |
海外拠点: |
タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、米国、韓国、オランダ、中国 |
事業体制: |
研究開発から生産、販売に至る一貫体制 |
従業員数: |
508名(2004年3月末現在) |
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【KOBE・JFEウェルディングの概要】
設立: |
2003年10月 |
社長名: |
藍田 勲 ((株)神戸製鋼所常務取締役) |
資本金: |
250百万円(2004年3月末現在) |
株主構成: |
神戸製鋼80% JFEスチール20% |
売上高: |
2,924百万円(2003年度下期) |
事業内容: |
溶接材料の生産 |
従業員数: |
150名(2004年3月末現在) |
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【JFE溶接棒の概要】
設立: |
1954年3月 |
社長名: |
石崎 琢巳 |
資本金: |
80百万円(2004年3月末現在) |
株主構成: |
JFEスチール59.2% JFE商事40.8% |
売上高: |
4,758百万円(2003年度) |
事業内容: |
溶接材料の販売 |
従業員数: |
40名(2004年3月末時点) |
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