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2005年

*トピックスの内容は発表時のものです。販売が既に終了している商品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
神鋼圧縮機製造(上海)の本格稼働開始について
2005年7月8日
株式会社神戸製鋼所


当社は、昨年2月、中国上海市に当社グループ100%出資の汎用圧縮機製造会社「神鋼圧縮機製造(上海)有限公司」(以下、KCMS)を設立しました。KCMSは成長を続けている中国市場への対応強化のため、当社汎用圧縮機事業が初めて設立した本格的な海外製造拠点です。
同社は、本年4月に開所式を行ったのち、現地調達部品などによる試作機製造を経て、6月に中国モデル一号機を初めて出荷し、このほど本格的な稼働を開始致しました。

従来、中国市場向けの当社汎用圧縮機は、日本国内(兵庫県加古郡/播磨工場)にて製造した製品を輸出し、現地グループ販売会社である神鋼圧縮機(上海)有限公司等を通じ、主に中国に進出している日系企業向けに販売してまいりました。しかしながら、外資系競合メーカーの多くが既に現地製造拠点を有している点や、中国市場には日本モデルの高品質・高性能を維持しつつ、中国市場のニーズに合った中国専用モデルの投入が望ましいとの思いから、当社はかねてより中国での現地生産を検討していました。今後は、現地生産による価格競争力強化に加え、華北・華東・華南地区など主要都市の販売拠点を拡充することで中国での営業展開を強化したいと考えております。

尚、KCMSでは、資材調達・製造・品質管理・出荷など、製品の製造出荷に関わる一連の業務を担います。また、資材調達については、現地調達率7割程度を目指しています。稼働初年度は、年間で700台を生産する計画ですが、1〜2年後には1,500台、数年後には生産モデルの拡大を行い、3,000台を目標にしてまいります。更に、将来的には、東南アジア市場への輸出も検討していきたいと考えております。


【新会社の概要】

会社名: 神鋼圧縮機製造(上海)有限公司
(英文名称:KOBELCO COMPRESSORS MANUFACTURING (SHANGHAI)CORPORATION)
所在地: 上海市嘉定工業区
資本金: 500万ドル(神戸製鋼75%、コベルコ・コンプレッサ25%)
設備投資額: 520万ドル
設立: 2004年2月
稼働開始: 2005年4月

製造品目:

汎用圧縮機(製品名:コベライアン)
董事長: 毛利 修三(神戸製鋼所執行役員圧縮機事業部長)
総経理: 船津 至 (神鋼圧縮機(上海)総経理も兼務 (株)神戸製鋼所より派遣)
従業員数: 30名(05年度)

※上海市嘉定工業区(上海市の北西側、市中心部より約30キロ)は、92年に設立された人口48万人の工業団地で、外資系企業などを中心とした自動車、電子関係、冷凍設備を柱とする一大工業基地です。
当社は、物流インフラが整っており、部品調達が容易である点、また優秀な人材が採用しやすい、などを決め手とし、当地での製造拠点設立を決断しました。
尚、KCMSは、嘉定区にある外資系500社強の中から知名度や嘉定区との友好関係を基準に選定される「2004年度外資新企業賞」を受賞しました。


(ご参考)

<現地販売会社の概要>
【神鋼圧縮機(上海)有限公司】
設立 : 2000年9月
総経理: 船津 至
所在地: KCMSと同じ
資本金: 35百万円

【盛世神鋼圧縮機(北京)有限公司】
設立 : 2005年4月
総経理: 岡田 省三(コベルコ・コンプレッサ(株)より派遣)
所在地: 北京
資本金: 2,000,000元

【昇億神鋼圧縮機(深セン)有限公司】
設立 : 2004年12月
総経理: 佐藤 晋((株)神戸製鋼所より派遣)
所在地: 深セン
資本金: US$250,000

 
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