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「夢への近道」 |
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五年 堀尾 有加
私は、ノーベル賞を受賞した科学者の「野依先生」とは、どんな人なのだろう。そしてその先生が、私達にどんなメッセージを伝えてくれるのだろうと、ワクワクしてこの講演会に参加しました。
私は、お話をきいて「ノーベル賞」の由来が、スウェーデンの発明家「アルフレッド・ノーベル」という人の名前からできた賞だということを初めて知りました。そして、偉大な発明家の遺言と遺産によって、今に受けつがれているすばらしい賞だということも、知りませんでした。
そして、今、私がそのすばらしい賞、「ノーベル賞」を受賞した先生のお話を直接、聞いているなんて、とてもすごい事だとも思いました。
私は、何か新しい事にちょう戦するという事が苦手です。「失敗したらどうしよう。」とか「失敗したらいやだな。」とすぐに考えてしまい、結果が、とても気になってしまいます。
しかし、野依先生は違っていました。
「失敗してもくじけない。なぜなら、その失敗した中から、新たな発見があるかもしれない。」という先生の言葉に、私は「ドキッ」としました。私と考え方が、まるっきり、正反対だからです。
また、先生はこんな事もおっしゃっていました。
「研究はうまくいかないことがほとんどである。」「自分の選んだ道なので、たとえうまくいかなくてもつらくはない。」と
私は、先生はとても強い信念の持ち主だと思いました。だからこそ、四十年間もコツコツと研究を続け、そしてそれがみとめられて、オンリーワンである「ノーベル賞」を受賞できたのだと思います。
私は、今まで、失敗することをこわがってばかりいました。でもこれからは、ちょうど野依先生が私達と年令が同じ少年の頃、「科学者」になりたいという夢を持ち続け、それを実現した様に、私も夢をもって、その夢に向かって、あきらめずに、チャレンジし続けたいと思います。
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