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*トピックスの内容は発表時のものです。販売が既に終了している商品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。 |
鋼構造事業の縮小について |
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2005年10月21日
株式会社神戸製鋼所
当社はこのほど、鋼構造事業分野のうち、一般鋼製橋梁・ケーソン・ジャケット・沈埋函に関する事業について新規案件の受注活動を停止し、既に受注済み案件の製作・施工完了をもって当該事業から撤退することを決定しました。 今後、同分野においては、格子形鋼製えん堤などの砂防分野を中心に、事業の継続・発展を図っていく考えです。
当社の橋梁事業は、1960年代に受注活動を開始して以来順調に業容を拡大し、その後も事業の体質強化を進める一方、ケーソン・ジャケット・沈埋函など港湾構造物も手がけ、当社収益に貢献してきました。 しかしながら、近年の公共事業費削減の流れの中で、全国の一般鋼製橋梁発注量は1999年度の85万トンをピークに減少を続け、05年度は45万トン以下まで落ち込む見込みであり、当社の事業収益力も低下を余儀なくされております。
このような状況の中、当社は、要員合理化、設計・製造拠点の播磨集約など事業の効率化に努めてきましたが、今後とも市場の成長は見込めず事業収益力を回復することは将来的にも極めて困難であるとの結論に達し、一般鋼製橋梁事業から撤退することに致しました。
今後は、当社の特長ある技術(オンリーワン・ナンバーワン技術)が活かせる分野、すなわち格子形鋼製えん堤などの砂防関連製品、ケーブル架設工事、フレア護岸、防音・防振関連製品に特化して事業活動を行っていく考えです。
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