KOBELCO 神戸製鋼
 
ヘッダー(印刷用)
バックナンバー > > トピックス > > 2005年 > > 12月
 2005年
12月
11月
10月
9月
8月
7月
6月
5月
4月
3月
2月
1月
 トピックス
2005年
2004年
2003年以前
最新情報はこちら
 
トピックス
2005年

*トピックスの内容は発表時のものです。販売が既に終了している商品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
新日本製鐵(株)・住友金属工業(株)・(株)神戸製鋼所間の相互の株式追加取得、及び連携深化・推進について
2005年12月8日
新日本製鐵株式會社
住友金属工業株式会社
株式会社神戸製鋼所


1.相互の株式追加取得について

新日本製鐵(株)(所在地:東京都千代田区、社長:三村 明夫、以下 新日鉄)、住友金属工業(株)(所在地:大阪市中央区、社長:友野 宏、以下 住友金属)、(株)神戸製鋼所(所在地:神戸市中央区、社長:犬伏 泰夫、以下 神戸製鋼)は、本年3月に、連携施策をより一層、円滑かつ着実に検討・実行していくことを目的とした相互の株式追加取得の検討を開始致しました。本年6月には株式追加取得について合意し、以降、株式の取得を進めてまいりましたが、今般、予定していた取得を完了致しました。

(1)新日鉄・住友金属間
  新日鉄は、前回分(平成14年度)と併せ住友金属株式の5.01%を保有致しました。
    ・新日鉄の住友金属における出資比率   本年3月末:2.55%→今回:5.01%
    ・株式追加取得金額:約310億円
  住友金属は、新日鉄が株式追加取得した金額とほぼ同額の新日鉄株式を追加取得致しました。
    ・住友金属の新日鉄における出資比率   本年3月末:0.52%→今回:1.81%
    ・株式追加取得金額:約310億円
 
(2)新日鉄・神戸製鋼間
  前回(平成14年度)と同額の約30億円の株式追加取得を相互に実施致しました。
    ・新日鉄の神戸製鋼における出資比率   本年3月末:1.80%→今回:2.05%
    ・神戸製鋼の新日鉄における出資比率   本年3月末:0.29%→今回:0.41%
 
(3)住友金属・神戸製鋼間
  前回(平成14年度)と同額の約30億円の株式追加取得を相互に実施致しました。
    ・住友金属の神戸製鋼における出資比率  本年3月末:1.80%→今回:2.05%
    ・神戸製鋼の住友金属における出資比率  本年3月末:1.52%→今回:1.71%


2.連携深化・推進について

3社では従来の施策に加え、以下の通り連携施策を推進しております。

<1> 本年4月から、新日鉄・神戸製鋼は住友金属への熱延鋼板供給協力を、また、神戸製鋼は住友金属へのチタン薄板の熱間圧延協力を開始しました。
<2> 住友金属の鉄源設備共同利用に関しては、既に住友金属から新日鉄への鋼片供給を開始し、今後、神戸製鋼への供給も開始してまいります。また、需要の堅調な高級鋼分野も対象として、順次、数量・鋼種の拡大を図っていく予定であります。
(本年6月、東アジア連合鋼鐵(株)に新日鉄が10%(34億円)、神戸製鋼が2%(7億円)を出資済)これらの相互の生産補完関係は、各社の効率的な生産体制構築に大きく寄与するものであります。
更に、以下の項目についても合意し、具体的施策の検討・実行を推進しております。
<3> 製銑分野における、コスト競争力強化、国際的な技術水準の向上を狙いとした相互技術供与に向けての具体的取り組み
<4> 相互の資材調達コスト削減に向けた具体的な取り組みの開始
   
  上記に加え、
新日鉄・住友金属間では、
<5> 環境・リサイクル面での協力の一環として、新日鉄にて廃プラスチックを事前処理し、住友金属にてコークス炉へ装入し処理(平成18年度上期より実行開始予定)
<6> 災害時に備えたシステムのバックアップ体制に関する共同での取り組み
<7> 両社グループ会社間でのロール事業の統合(本年9月28日発表の通り)
等を推進しております。
新日鉄・神戸製鋼間では、
<8> 環境・リサイクル面での共同対応施策を検討中であります。
   
  なお、昨今の資本市場の変化への対応に関しては、各社が各々で取り組むことが基本となりますが、買収防衛策をめぐる法制等の動向を踏まえ、3社連携の中でも継続して研究・検討致します。


3社は、今後も引き続き、更なる連携の拡充・深化を検討・推進し、各々の一層のメリット拡大を追求してまいります。

 
このページのトップへ
© KOBE STEEL, LTD. 1995-2024