2001年10月1日
株式会社神戸製鋼所
株式会社大林組
神鋼興産株式会社
神戸ウイングスタジアム運営会社設立について
株式会社神戸製鋼所、株式会社大林組、神鋼興産株式会社の3社は、神戸市が所有する「神戸ウイングスタジアム」の事業運営会社を10月2日付で設立致します。
今回設立する新会社は、「神戸ウイングスタジアム」及び各種関連施設の運営・管理などの事業を通じて、当スタジアムを神戸市が推進する「神戸アスリートタウン構想」の中核施設に向けて、更には地域の活動と連携したスポーツコミュニティ育成の場として、幅広いサービスを提供していきます。 2002年に日韓共催のサッカー・2002FIFAワールドカップ(W杯)神戸会場として3試合が行われる「神戸ウイングスタジアム」では、神戸市が建設費を負担し、コンペ当選企業である神戸製鋼・大林組グループJVが事業計画から設計、施工、運営まで一貫して行う「公設民活方式」という新しい事業手法が採用されています。
「神戸ウイングスタジアム」の建設については、1999年10月より一次整備に着工し、本年10月の一次整備の完了に向けて計画通り順調に進捗しております。W杯終了後の2002年7月より、開閉式アルミ屋根の増築やアフタースポーツケア施設など各種関連施設の整備を主な工事内容とする二次整備に着手し、2003年春にグランドオープンの予定です。
グランドオープン以降、「神戸ウイングスタジアム」は、J1リーグのヴィッセル神戸のホームスタジアムとなる他、サッカー・ラグビー・アメリカンフットボールなどの試合会場や、各種イベント会場として幅広く活用される予定です。
<新会社の概要> |
会社名 |
: |
神戸ウイングスタジアム株式会社 |
会社設立 |
: |
2001年10月2日 |
資本金 |
: |
1.8億円(授権資本 2億円) |
出資比率 |
: |
神戸製鋼50%、大林組40%、神鋼興産10% |
社長 |
: |
飛岡 博明((株)神戸製鋼所 用地開発部長が兼務) |
従業員 |
: |
7名(2003年度以降) |
所在地 |
: |
神戸市兵庫区御崎町1丁目2番地の2 |
事業内容 |
: |
神戸ウイングスタジアムの運営管理。
地下駐車場など各種施設の運営管理、維持保全。 |
<「神戸ウイングスタジアム」の概要> |
建設場所 |
: |
神戸市兵庫区御崎町1丁目(御崎公園内) |
建築面積 |
: |
約32,000m2(グランドオープン後) |
延床面積 |
: |
約59,000m2(グランドオープン後) |
建設費 |
: |
約230億円 |
収容人員 |
: |
約34,000人(常設時) 【W杯開催時は約42,000人】 |
【スタジアムの特徴】
- グランドオープン以降は開閉式屋根を有する全天候型スタジアムとなり、天候に左右されずに試合・観戦が楽しめます。
- ワールドカップ会場の中で最も選手と観客の距離が近く、ゲームの迫力を間近で感じることができる臨場感溢れるスタジアムです。
- 各スタンド席下部には井水熱を利用した座席空調を完備。吹出口からの空調効果により、快適な観戦環境を提供します。
- 天然芝育成は、地中に給排水管や各種センサーを配備し、土中の水分量・酸素量・肥料分・温度等をコンピューター管理し芝生を維持管理する「GOALシステム」により行います。これにより美しい天然芝をより多くの方に利用して頂けます。
- ピッチ全面を写す天井フォーメーションカメラの導入により、戦略的な映像を提供できます。天井部に設置したカメラにより魚眼レンズ的に捕らえた映像をリアルタイムに補正して、大型映像装置などへの映写を可能にしました。
- アフタースポーツケア施設、研修施設、多目的芝生広場などの賑わい施設を併設します。なかでもピッチと同レベルに設けられるパノラマレストランでは、ゴールやトライの決定的瞬間を間近に観戦できます。
<今後のスケジュールについて> |
2001年 |
10月11日 |
竣工式 |
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11月24日 |
オープニングゲーム(ヴィッセル神戸vs横浜Fマリノス) |
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12月29日 |
サッカー天皇杯準決勝 |
2002年 |
春 |
サッカー日本代表戦(予定) |
2002年 |
6月 |
2002FIFAワールドカップ試合(3試合) |
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7月 |
二次整備着工 |
2003年 |
春 |
グランドオープン |
以上
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