平成15年3月31日 (株)関西鐵鋼センターと神鋼シャーレックス(株)の統合検討について 新日本製鐵株式会社(社長:千速 晃)と株式会社神戸製鋼所(社長:水越 浩士)は、関西地区における系列の厚板溶断会社である、株式会社関西鐵鋼センター(社長:小野武)と神鋼シャーレックス株式会社(社長:嶋田典繁)について、両社の事業統合に向けた検討を開始することに合意致しました。これは、既に発表しております新日鉄と神戸製鋼の提携推進項目である「鋼材加工分野での関係会社間連携強化」の一環となるものです。 橋梁・鉄骨用途向け厚板については今後の需要規模拡大が望みにくいと考えられることから、溶断加工分野の競争力を強化していくためには、近接する生産拠点を持つ両社を統合し、最適な生産・稼動体制の構築と、強靭なコスト競争力を実現していくことが必要と判断致しました。また、品質・納期等のユーザーサービス面に関しても、両社がこれまで培ってきた鋼材加工技術・ノウハウを結集し相互補完することにより一層の向上が期待できるものと考えております。 今後速やかに両社及び両親会社のメンバーによる「統合検討チーム」を編成し、平成15年度上半期中の出来るだけ早い時期に新社名・資本構成等を含めた統合案を策定しこれを実行すべく、検討を進めてまいります。 [ご参考]
2.神鋼シャーレックス 会社概要
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