海水淡水化プラント向け銅合金管の大型受注について


2001年1月24日
神鋼メタルプロダクツ株式会社
株式会社神戸製鋼所

海水淡水化プラント向け銅合金管の大型受注について

神鋼メタルプロダクツ株式会社(以下神鋼メタル)は、このほどアラブ首長国連邦(UAE)で計画されている海水淡水化プラント向けに銅合金管2,000トンを受注しました。
同社では、昨年7月に1,000トン(UAE、ウムアルナール向け)の大型受注を果たしており、今回の受注はこれに続くものです。

受注物件の概要は以下の通りです。
プロジェクト名:タウィーラ(Taweelah)A1
サイト:UAE、タウィーラ(アブダビより東方約70キロ)
契約先:シデム(Sidem)社(フランス)
契約量:海水淡水化装置用銅合金管2,000トン
サイズ:外径28.6mm×肉厚0.7mm×長さ7,790mm
契約金額:約12億円
納期:2001年3月〜2001年10月
納入先:現代重工業株式会社(韓国)

生活・工業用水の大部分を海水淡水化プラントに依存している中東諸国では近年、人口の増加、生活水準の向上、産業活動の活発化などに伴い、水の需要が急増しています。
このため、水資源の安定確保のために、海水淡水化プラントの建設プロジェクトが多数進行しています。特にUAEでは、昨年だけで4件のプラントが契約され、本年も2件のプロジェクトが新たに予定されています。原油価格の上昇を背景に、中東諸国全域でも同様のプロジェクトが計画されており、今後も大型受注が期待されています。

復水器用銅合金管の需要は海水淡水化プラントのほかに、電力・石油化学・造船向けなどがありますが、これらの分野では発電所の新規増設工事の減少やガスタービン・ディーゼル機関への転換、あるいはチタン管の採用拡大などから近年の需要は総じて頭打ちになっていました。ところが、昨年秋以降の海水淡水化プラント向けの需要拡大に伴い、国際需給は急激にタイトになっています。

神鋼メタルでは神戸製鋼所・門司工場時代(1988年に分離独立)より現在に至るまで復水器用銅合金管のトップメーカーとして、その品質や技術力に対し、高い評価が得られています。同社としては、国内需要家への安定供給を最優先し、海水淡水化プラントを含む海外案件については収益面を重視しながら対応する予定です。

以 上

【神鋼メタルプロダクツの概要】
本社:福岡県北九州市門司区小森江2-2-1(電話番号:093-381-1331)
社長:井上 強
創立:1988年4月1日
資本金:2億円(出資比率:神戸製鋼90%)
売上高:67億円(2000年3月期)
従業員数:263名(2000年3月末)
生産品目:銅・銅合金管、モールド、複合製品、熱交製品
ホームページURL:http://www.shinkometal.co.jp/

 


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