事後調査について

発電所の建設工事や運転による環境への影響は、調べないのですか？

環境アセスメントの結果をフォローし、確実に環境保全を図ることを目的として、事後調査を実施しております。

事後調査は「神戸市環境影響評価等に関する条例」に則り、下記のスケジュールで実施します。
また、事後調査結果は、毎年とりまとめ、公開(縦覧)されます。

事後調査ではどんなことを調べるの?

環境保全対策の実施状況の確認に加え、下記の調査を行います。

調査	工事中の調査	運転開始(共用)後の調査
大気質の調査	事業場近傍におけるSO₂NOxの濃度事業場近傍における降下ばいじん量など	発電所から排出されるSO₂、NOx、ばいじん、微量物質の濃度およびCO₂排出量周辺地域におけるSO₂、NOx、SPM、微量物質の濃度および降下ばいじん量など
水質の調査	建設工事排水の水質(pH、SS、CODなど) 浚渫工事周辺海域の濁りなど	発電所排水の水質(pH、SS、CODなど) 発電所前面海域における水質（pH、SS、COD、塩分など）、水温、流動発電所前面海域における海生生物など
騒音等の調査	事業場敷地境界における騒音、振動近傍道路における道路交通騒音、振動など	事業場敷地境界における騒音、振動近傍道路における道路交通騒音、振動など

※SO₂: 二酸化硫黄、NOx:窒素酸化物、SPM:浮遊粒子状物質、CO₂:二酸化炭素、pH:水素イオン濃度、SS:浮遊物質量、COD:化学的酸素要求量