神戸製鋼HOME > 神戸発電所 > 関連トピックス > 神鋼神戸発電所が2002年優秀先端事業所受賞

神戸発電所

*ニュースの内容は発表時のものです。販売が既に終了している商品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

神鋼神戸発電所が2002年優秀先端事業所受賞

2002年11月19日

日本経済新聞社が主催する2002年「優秀先端事業所賞」に、この4月から営業運転を開始した神鋼神戸発電所が選ばれ、去る11月19日、東京・帝国ホテルで行われた表彰式では、当社・水越社長が栄えある賞を授与されました。

神鋼神戸発電所は、環境に配慮した都市型発電所を実現するため、総工費約2000億円のうち、約600億円を環境対策に投じています。例えば、燃料となる石炭の荷上げから搬送・貯蔵に関わる設備(コンベア・サイロ等)はすべて密閉構造とし、粉じんの飛散を防止しています。窒素酸化物(NoX)や硫黄酸化物(SoX)対策でも、最新の脱硝・脱硫・集塵装置を設置し、大気汚染を防止しています。

また、発電所で発生した余剰蒸気は、灘五郷の1つである地元・西郷の酒造会社に供給し、蒸し米や洗瓶工程に利用してもらっています。さらに、地域の共生を目的に当社が建設した地域交流施設「灘浜ガーデンバーデン」(健康温浴施設=本年4月オープン)でも、この蒸気を利用して施設で使うお湯や空調すべてをまかなっています。こうした環境に対する姿勢が大きく評価されたことが今回の受賞となりました。

なお、神鋼神戸発電所は、さきごろ環境に関する国際標準であるISO14001も取得しました。

賞を受ける当社・水越社長(左)   神鋼神戸発電所