製造現場およびオフィス業務のデジタル化を推進し、地域社会へのエネルギー安定供給、お客様ニーズに即した製品の提供、およびお客様製造現場の安全性と生産性の向上に貢献します。
<真岡発電所>
2019年度に稼働を開始した真岡発電所1,2号機は、都市ガスの供給を受け、最新鋭のガスタービン・コンバインドサイクル発電方式による国内最高レベルの効率で発電を行っています。
また、国内初の内陸型火力発電所であり、地震の発生確率が低く、津波の危険のない内陸に立地するため、リスクの分散効果が期待され、内閣官房により国土やエネルギー基盤の強靭化に資する事例に選定されるとともに、栃木県の電力自給率の向上に寄与しています。
<神戸発電所>
工場の石炭インフラや、自家発電設備の操業で蓄積してきた石炭火力発電のノウハウ等により、経済性に優れた電力を安定的に供給することが可能です。
電力需要地に近接する都市型発電所であり、最高水準の環境対策を実施することで、送電ロスが極めて少なく、クリーンで高効率な電力供給が可能となり、都市部の電力自給率の向上に寄与します。
*S+3E Safety+Energy Security, Economic Efficiency, Environment
当社・材料研究所が2001年に開発した高機能抗菌めっき技術「KENIFINE™(ケニファイン)」は、1996年に日本中を震撼させた病原性大腸菌O157による、食中毒事件をきっかけに独自開発されたニッケル系特殊合金めっき技術で、抗菌・抗ウイルスだけでなく、防かび・耐ぬめり性にも効果があります。
当初は、食品機械・厨房器具や医療・福祉関係を中心に「安全・安心で豊かな暮らしを」広めることを目指し、当社が独占化せずに関連業者に広く技術供与を行ってきた結果、透明フィルム、水産養殖、水耕栽培資材、アミューズメント、繊維アパレル、柔道畳などにも用途が広がっています。
また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因となる新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対してもウイルスの感染力を低下させる事を確認しました。
溶接を行う産業用ロボットは、作業現場における人手不足への対応となる省力化と、働く人々の安全・衛生を確保するだけでなく、私たちの働き方をも変えていくポテンシャルがあります。
KOBELCOグループは少子高齢化に直面する日本国内を中心にREGARC™ 搭載鉄骨溶接ロボットを供給していますが、将来的には、海外でも潜在的な需要拡大が想定され、グローバルな社会課題の解決を追求していきます。
交通インフラの整備は、生活環境の改善や経済発展に大きな影響を及ぼします。
当社では「ポートライナー」や「ゆりかもめ」といった新交通システムで培った自動運転技術を日本国内だけでなくアジア各国にも広げています。2019年4月に開業したインドネシアで初めての地下鉄「ジャカルタ都市高速鉄道南北線」の建設にも参画し、ジャカルタの深刻な交通渋滞の緩和や都市環境改善につながる基幹インフラ整備に貢献しています。