谷川熱技術振興基金より「熱技術賞」を受賞

2016年11月2日

株式会社神戸製鋼所

当社代表取締役副社長執行役員の尾上善則は、公益財団法人谷川熱技術振興基金より、「平成28年度(第35回)熱技術賞」を受賞し、本日、ホテルグランドパレスにて贈呈式が執り行われました。

賞の概要

谷川熱技術振興基金は、工業炉・燃焼装置などの熱技術及び生産技術の研究に対し、その成果の普及・啓発を図り、国内の産業と経済の健全な発展に寄与することを目的としています。合わせて、研究に対する助成や援助を行うとともに、研究の貢献者・功績者を表彰しています。

受賞概要

鉄鋼業における特殊鋼条鋼の進歩発展に尽力し、製鋼・条鋼圧延プロセスの大幅な省エネルギーと温度制御技術の進歩に貢献したこと、更には、多くの特殊鋼条鋼の新商品を創出し、自動車等の軽量化によるCO2削減、環境負荷物質軽減に功績を果たすなど、産業界への貢献を評価頂き、今回の受賞に至りました。主な功績は以下の通りです。

  • ビレット/ブルーム連続鋳造設備の建設・操業に携わり、冷間圧造用鋼を対象としたビレット連続鋳造設備を国内で最初に稼動させた。ブルーム連続鋳造設備では、冷却技術を革新して特殊鋼条鋼の連続鋳造化の進歩に大きく貢献するとともに、省エネルギーならびに温度制御の精度向上を実現し、熱技術の発展に貢献しました。
  • 自動車の軽量化による燃費向上を目的とした「高強度弁ばね用線材」や、二次加工を行う需要家での熱処理工程の省略を可能とした「軟質化線材」等の製品を開発、製造技術を確立し、CO2削減などで環境負荷物質軽減にも大きく貢献しました。

贈呈式の写真

(写真)代表取締役副社長執行役員 尾上 善則

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