神戸製鋼HOME > お知らせ > 2009年 > 産官学連携でモノづくり連携大賞を受賞

お知らせ

*プレスリリースの内容は発表時のものです。販売が既に終了している商品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

産官学連携でモノづくり連携大賞を受賞

2009年5月14日

株式会社神戸製鋼所
アルミ・銅カンパニー

従来の耐熱マグネシウム合金より2倍以上、耐熱アルミ合金と比べても1.5倍ほど強度が高い次世代耐熱マグネシウム合金を、熊本大学が2003年に開発しました。このマグネシウム合金は、軽量化が急速に進む自動車産業から強い関心が寄せられています。そして、自動車部品などへの適用にあたり、産官学を問わずモノづくりの川上から川下までが連携する、この基盤技術の開発プロジェクトがスタートしました。

神戸製鋼 アルミ・銅カンパニー大安工場も、日産自動車(株)・熊本県・熊本大学・(財)くまもとテクノ産業財団から強い要請を受け、当初よりその開発に加わっています。
 
こうした産官学連携で新しい技術の開発に取り組んでいることが評価され、昨年11月に「第3回モノづくり連携大賞」(主催:日刊工業新聞社)でこのプロジェクトチームが新技術開発賞を受賞しました。新素材として次世代耐熱マグネシウム合金に注目が集まるなか、基盤技術を築けるよう、引き続き大安工場はこの研究開発に携わっていきます。

産官学連携でモノづくり連携大賞を受賞
大安工場・総合事務所の外観