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*プレスリリースの内容は発表時のものです。販売が既に終了している商品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

鉄道駅に設置する乗降位置可変型ホーム柵「どこでも柵®」のフィールド試験実施について

2013年3月5日

東京大学生産技術研究所

株式会社神戸製鋼所

1.発表者

東京大学 生産技術研究所 先進モビリティ研究センター  須田 義大(センター長、教授)

株式会社神戸製鋼所 都市システム部 営業室  飯塚 義和(室長)

2.発表ポイント

東京大学生産技術研究所と株式会社神戸製鋼所が共同で開発を進めてきた、「どこでも柵®」が、平成25年度にフィールド試験を実施する。

3.発表内容

東京大学生産技術研究所と株式会社神戸製鋼所は、共同で開発を行っている「どこでも柵®」について、この度、西武鉄道株式会社の協力を得て実際に運行している駅プラットホームに「どこでも柵®」を設置しフィールド試験を行うことになった。

実施開始: 2013年6月予定

設置場所: 西武新宿線新所沢駅1番ホーム後端部

どこでも柵®について (詳細は添付PDF参照)

東京大学生産技術研究所と株式会社神戸製鋼所は共同で、扉だけでなく戸袋も移動することであらゆる車両のドア位置に対応できる“どこでも柵®”の開発を行ってきた。

これによって、既存車両を置き換えることなく基本的にはすべての駅でホームドア等の利用が可能になる。さらに、どんな車両にも対応できるということは、どこに止まっても対応できるということであり、定位置停止装置を導入しなくてもホームドア等を設置できることも、投資費用の大幅削減という観点から大きな利点となる。なお、開発に際しては、国土交通省の鉄道技術開発費補助金を活用している。