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*プレスリリースの内容は発表時のものです。販売が既に終了している商品や、組織の変更等、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

機械事業部門事業開始100周年について

2014年11月10日

株式会社神戸製鋼所

当社機械事業部門は、今年度、事業開始100周年を迎えました。長きにわたり、当事業部門を支えていただいた方々に感謝申し上げると共に、次の時代に向けての新たな飛躍を期し、100周年記念行事を行いました。

機械事業部門の沿革

当社は、1905年に当時、世界的な総合商社であった「鈴木商店」傘下の神戸製鋼所として創業し、1911年に鈴木商店から独立、株式会社神戸製鋼所として発足致しました。

機械事業部門は、1914年に政府の要請により、空気圧縮機の製作に着手したことが始まりとなり、翌1915年に国産第一号となる空気圧縮機(レシプロ式)の開発に成功しました。この事がその後、当社が空気・ガス圧縮機及び冷凍機におけるトップクラスのメーカーとなる基礎となっています。1930年には、国産第一号の電気ショベルを開発(建設機械事業は、現在はコベルコ建機(株)、コベルコクレーン(株)へ移管)、1934年には、国産第一号となる空気分離装置を開発するなど、高い技術力を基に数々の国内初・業界初の技術・製品を開発して参りました。

現在では、汎用・非汎用圧縮機、タイヤ・ゴム機械や樹脂機械、表面処理装置、金属加工機械、化学・エネルギー機器など多岐にわたる分野において、独自技術に基づいた高いシェアを誇る製品を数多く有しております。

機械事業部門の売上高は1,498億円、経常利益は64億円(2013年度実績)、国内における製造拠点は、高砂製作所(兵庫県高砂市)、播磨工場(兵庫県加古郡)、海外における主要な製造・販売拠点数は、18拠点となっています。

機械事業部門では、100周年を迎え、当社の発展を支えて頂いた方々へ改めて感謝申し上げると共に、これまでの実績を礎に今後も引き続き革新的な製品を開発・拡販し、更なる発展を目指して参ります。

100周年記念行事の概要

11月7日(金)
高砂製作所、播磨工場にて記念式典と記念植樹を実施
11月8日(土)
神戸ポートピアホテルにて記念式典を開催
11月14日(金)
東京本社にて記念式典を開催

11月8日 記念式典の際、挨拶をする楢木一秀副社長