1995年10月3日 神戸製鋼所 神鋼ケアライフ┌────────────────────────────┐ │ 都市型ケア付マンション「ドマ−ニ神戸」の完成について │ └────────────────────────────┘ 当社は、かねてより建設を進めてまいりました終身利用(同一施設内介護)型のケア付 マンション「ドマ−ニ神戸」が、無事完成の運びとなり、明日、竣工式を行います。 「ドマ−ニ神戸」は、本格的な高齢化社会をむかえ、社会的に核家族化が進行する中で、 当社が長年蓄積した経営資源を活用し、いち早く高齢化社会に対応するべく、1990年 (平成2年)に「地域社会に貢献する事業」として計画し、1994年3月に着工しました。 工事期間中、阪神大震災があったものの、幸いにして建築物への被害はなく、ほぼ予定通 りに完成することができました。 『都市生活の楽しさと安心感を提供し、家族や友人との豊かな交流』を基本コンセプトに ホ−ム内に診療所の併設、24時間の介護体制、あるいは、地元医師会や神鋼病院との提 携による医療面でのバックアップ等、入居者の健康管理維持体制に充分配慮しています。 「自立」を目指す積極的な高齢者の方に、これからの生活を気兼ねなく、「快適」に「安 心」して送れる様に、医療、介護の充実を図り、快適な生活環境を提供します。都合によ り「ケア」が必要となった場合においても、残っている能力を最大限に活用することで対 応し、「生涯の安心」を約束します。 現在わが国の高齢者(65歳以上)人口は1800万人ですが、25年後の2020年には3200万人 となり、国民の1/4を占め、高齢化社会へ向けての対策が、重要な社会問題となってい ます。そのような中で、有料老人ホ−ムもこれまでは、宗教・医療法人等によるものが、 大半をしめていましたが、近年、施設の増加とともに、都市近郊での居住や医療・介護体 制の充実等、高齢者の要求も多様化してきました。 当社は、こうした社会の変化に応じた高齢者の要求にこたえ、安心した老後を託せる様に 経営資源の最大活用と地域社会への貢献とを考え、これからも、社会や高齢者の新たな要 求に答えるべく、関西地区を中心に更なる展開を図っていく考えです。 「ド マ − ニ 神 戸 」 の 概 要 ┌─┬───────┬────────────────────────────┐ │1│ 施設類型 │終身利用(同一施設内介護)型 │ ├─┼─┬─────┼────────────────────────────┤ │ │ │建設地 │神戸市垂水区本多聞3丁目1番37号 │ │ │ │敷地面積 │10,895平方メートル │ │ │建│延床面積 │21,778平方メートル │ │ │ │建築構造 │鉄筋コンクリ−ト造り(2棟:地下1階、地上7階、10階)│ │ │設│施 工 │(株)竹中工務店 │ │ │ │設 計 │(株)山下設計 │ │2│の├─────┼────────────────────────────┤ │ │ │専用居室数│197戸(定員256名) │ │ │概├─────┼────────────────────────────┤ │ │ │ │34・5平米 │ │ │要│専有面積 │〜90.5平米(最多販売面積44.4平米)(一人入居用)│ │ │ │ │ (最多販売面積54.4平米)(二人入居用)│ │ │ ├─────┼────────────────────────────┤ │ │ │介護居室 │ 個 室:41室 2人部屋:7室 (55床) │ │ │ ├─────┼────────────────────────────┤ │ │ │特別介護室│ 4人部屋:3室 (12床) │ ├─┼─┴─────┼────────────────────────────┤ │3│ 提携病院 │ 総合病院神鋼病院(院長:冨永 純男) │ │ │ │ (神戸市中央区脇浜町1−3−28) │ ├─┼─┬─────┼────────────────────────────┤ │ │ │ 会社名 │神鋼ケアライフ(株) │ │ │運│ 社 長 │横山 博克(株神戸製鋼所 常務取締役) │ │ │ │ 設 立 │1991年(平成3年)1月 │ │ │営│ 資本金 │400百万円 │ │4│ │出資比率 │(株)神戸製鋼所56% 神鋼興産(株)19% │ │ │会│ │(株)神鋼メディコ 5% │ │ │ │ │安田、東洋、三菱、三井信託銀行 5% │ │ │ │連絡事務所│神戸市垂水区本多聞3丁目1番37号 │ │ │社│ │ TEL:078(787)2600(代) │ │ │ │ │ FAX:078(787)2601 │ │ │ │ 従業員 │約80名(満室時) │ └─┴─┴─────┴────────────────────────────┘