「神戸新本社ビル」設計コンペ実施について


                                           1997年2月12日

「神戸新本社ビル」設計コンペ実施について

 当社は、東部新都心の一角に「神戸製鋼グル-プ」としての新本社ビルを建設するため、細部検討を行ってきましたが、このほど設計事務所の選定に関して下記概要の「コンペ方式」とすることを決定しました。コンペに参加する各社には「神戸新本社ビル」の設計に関する「基本計画」を提案していただき、「神戸新本社ビル基本計画審査委員会」で審査のうえ、本年4月中旬には最も優れた案を提出した設計事務所を契約候補者として選定する事となります。
 新本社ビルは、延べ床面積55,000■程度、階数は25~30階程度となる見通しで、当社およびグル-プ会社合計で約 2,800名程度が就業します。基本的なコンセプトは、■最新鋭の機器を備えると共に耐震性に優れ防災に充分配慮したインテリジェントビルであること、■神戸市民から復興にふさわしい建物として歓迎されるようなビルであること、■神戸東部新都心の街づくりと整合・調和することとしています。
設計事務所決定後は、約1年間をかけて実設計を行い1998年4月着工、2000年8月には竣工させたいと考えています。

(神戸新本社ビル設計事務所選定コンペ概要)
1.参加設計事務所(50音順)
安藤忠雄建築研究所、丹下健三・都市・建築設計研究所、(株)日建設計、
(株)日本設計、三菱地所(株)、安井建築設計事務所、(株)山下設計
の合計7社
2.新本社ビルの概要
・所在地 :神戸市中央区脇浜海岸通(神戸市東部新都心地区業務・研究街区A)
・延床面積:約55,000■(約25~30階程度)
・就業人数:約2,800名
・総事業費:約180億円程度
・主要設備:会議室15室、多目的ホ-ル(兼小体育館)、屋内駐車場 200台分、TV会議室、健康管理室、食堂など
3.審査委員会
名  称:「(株)神戸製鋼所 神戸新本社ビル基本計画審査委員会」
審査委員:和田 國雄委員長((株)神戸製鋼所 施設部長)ほか当社およびグル-プ会社の部長級5人の合計6名にて構成。
また上記審査委員の他に、都市防災の権威である伊藤 滋先生(慶応義塾大学院教授)に特任顧問としてアドバイス等をいただく。

以上



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