1999 年11月30日コベルコ・コンプレッサ株式会社 株式会社神戸製鋼所 ハ ン サ ム中型油冷式スクリュコンプレッサ『HandSomeⅡ 22kW』および 「インバータシリーズ」の開発・販売について ~「 HandSome 22kw」のフルモデルチェンジ機と中型機「HandSome」新シリーズを発売開始~この度、コベルコ・コンプレッサ株式会社 (以下:コベルコ・コンプレッサ)、並びに株式会社 神戸製鋼所(以下:神戸製鋼)は、中型油冷式スクリュコンプレッサ「HandSome」シリーズに新たにインバータ機能(Vタイプ)を加え、12月1日より発売開始致します。また、本年5月に販売開始した「HandSomeⅡ 15kW」に続き、「HandSome 22kW」をフルモデルチェンジして、「HandSomeⅡ 22kW」として同時発売致します。 今回のインバータシリーズでは、インバータ制御に業界初の永久磁石モータを採用しており、従来のインバータ制御に比べて総合効率で6%程度の向上を実現しました。 近年の省エネ需要に対して、理想的な省エネ制御運転を可能にするだけでなく、更なる効率の追求と、耐久性の向上を実現する「安心・省エネ コベルコインバータ」として省エネ・耐久性を極めた新シリーズです。 販売価格・販売目標台数は以下の通りです。
(bタイプ:標準仕様、iタイプ:自己診断機能) 近年、汎用コンプレッサは工作機械・精密機械加工など一般的な製造業におけるエアー源として使用されているのをはじめ、クリーニング業、歯科医、ゴルフ場、印刷業、運送業、建設業など、より人々の生活に密着したあらゆる分野において極めて重要且つ、必要不可欠な機械装置として急速に普及しております。中でも今回新シリーズを追加した22~75kWクラスのコンプレッサは、中小企業から大企業まで幅広く使用されております。 また、1997年12月に開催された「気候変動枠組条約第 3回締約国会議(地球温暖化防止京都会議)」にて、日本が2008年から2012年の間に温室効果ガス(主に炭酸ガス)を1990年使用量の6%削減を宣言し、それに伴い、本年4月に省エネ法が改正されたことにより当該機種の省エネニーズが急速に高まってきております。HandSomeⅡ及びHandSomeインバータシリーズ(Vタイプ)は、こうした省エネニーズの高まりに対して、理想的な運転制御機能を追及してシリーズ化したものです。 今回開発したインバータシリーズの主な特徴は以下の通りです。
< HandSomeⅡ、HandSomeインバータシリーズ>1.業界初の永久磁石モータの採用による高効率化 2.インバータ制御に適したスクリュ本体設計 3.インバータ耐久性向上による安心設計 インバータ特性を十分に活用するため、①水分除去運転機能、②DCリアクトル内蔵(インバータノイズを低減する装置)、③ITCSモニタ搭載など、安心して使えるインバータを開発。 4.高品質エアーの供給を実現 木目細かな運転制御により、一定圧力の高品質エアー供給を実現。
神戸製鋼は 1915年に我が国ではじめてコンプレッサの開発に成功、1956年には現在のコンプレッサ市場の主流であるスクリュコンプレッサの国産第1号機の開発・販売を手がけるなど、常に業界のパイオニアとして、ユーザーから幅広い支持を得ています。今後も神戸製鋼が開発・製造をコベルコ・コンプレッサが販売を行い、積極的に事業展開していきます。
《コベルコ・コンプレッサ株式会社の概要》 本 社: 東京都中央区日本橋兜町7番12号(山種ビル9F)社 長: 渡邊 弘幸資 本 金: 450 百万円【神戸製鋼 100%】設 立: 1997 年7月1日従 業 員: 124 名【1999年3月末現在】業務内容 : 汎用・準汎用圧縮機及び冷凍機、周辺機器の販売・アフターサービス等
~ 本件に関するお問い合わせ先 ~コベルコ・コンプレッサ(株) 営業企画室 TEL 03-5644-0013 (株)神戸製鋼所 秘書広報部 TEL 03-5739-6010 以上 |