神戸製鉄所第7線材工場リフレッシュについて

                               1996年9月30日

        神戸製鉄所第7線材工場リフレッシュについて

 当社はこのほど、需要家のより多様化・高度化するニ-ズに対応できる線材製品の
製造体制を構築すること、更に高級線材のトップメ-カ-の地位を堅持し、当社鉄鋼
事業の基盤をさらに強化するため、神戸製鉄所第7線材工場のリフレッシュを行うこ
とを決定しました。
 今回のリフレッシュは、仕上ミルラインを中心に行い、投資額は約90億円の見通
しです。主なリフレッシュ内容および工事スケジュ-ルは以下の通りです。

〔リフレッシュの概要〕
1.主な工事内容
 1)低温圧延が可能な超高負荷型仕上圧延機の導入
 2)精密圧延を可能にするサイジングミルの導入
 3)冷却設備の増強
    1中間水冷帯の延長
    2製品水冷帯の延長
    3製品冷却コンベアの延長
 4)線材立体倉庫の設置

2.工事スケジュ-ル
 96年10月  設計開始
 97年1月  工事着工
 98年12月  稼働

 当社の線材製品は、永年にわたり高級ブランドとして業界内の地位を築き『線材の
神戸』として世界に知られた当社の看板品種です。特に、自動車向けを中心とした弁
ばね・懸架ばね・冷間圧造用鋼・構造用鋼などの特殊鋼線材を主に、品質・シェアに
おいても常に業界のリ-ダ-的役割を果たしてきました。

  神戸製鉄所第7線材工場は、このような高級鋼圧延専門のシングルストランドミル
として1969年に稼働を開始して以来27年間が経過しました。この間、高速線材ブロッ
クミルの導入や加熱炉の新鋭化、主機制御系の更新など時代ニ-ズに対応したリフレ
ッシュを行ってきました。

 今回のリフレッシュは、最新鋭の仕上圧延ラインの導入によって、寸法精度・表面
品質・機械的性質などの圧延品質において世界最高の造り込み体制を確立し、需要家
        * 
からのVA/VE要求に対応していくものです。今回のリフレッシュによる主な効果
は、 1品質改善、 2圧延チャンスの増加によるデリバリ面の改善、 3制御圧延・制御
冷却設備を活用した新製品開発などがあげられます。

 当社の線材製品は、神戸製鉄所第7線材工場、加古川製鉄所第8線材工場で主に生
産されています。線材・条鋼製品全体の競争力強化のため、今回の神戸製鉄所第7線
材工場に引き続き、加古川製鉄所第8線材工場のリフレッシュも視野に入れておりま
す。当社は、これら線材ミルのリフレッシュにより『線材のトップメ-カ-』として
の地位をさらに強固なものにしていく考えです。


 *VA/VE(バリュ-・アナリシス、バリュ-・エンジニアリングの略)
  素材から最終製品に至るまで製造コスト低減に寄与できる素材の供給。


                                   以上






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