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ターボ圧縮機の省エネ対策

ターボ圧縮機の省エネ対策をお手伝いします。

貴社でご使用中のターボ圧縮機は下記による省エネが可能です。

圧縮機設計条件の見直し、改造

納入時仕様条件と異なった条件で運転されている圧縮機は、エネルギーロスが大きいため、現在の生産運転に合った改造をすれば、省エネが可能です。現在の運転状況をご連絡いただければ、当社で検討いたします。

改造方法と注意点は次の通りです。

  改造方法 注意点
(1)容量を増加/減少させたい時 回転数の変更 容量増の場合は駆動機動力及びロータの危険速度
インペラ取替え ディフューザも併せて検討必要
型式を変えて取替え 据付場所、スペースのチェック
(2)使用圧力を下げたい時 回転数の変更 ロータの危険速度
インペラ取替え ディフューザも併せて検討

効率のみ高めたい時の対応

1) 高効率インペラ+ベーン付きディフューザーへの変換

(1) 2次元インペラを、高効率3次元インペラ+ベーン付きディフューザに変換
⇒ 効果:一般的に5~6%の効率改善が可能
(2) 旧型3次元インペラを高効率3次元インペラ+ベーン付きディフューザに変換
⇒ 効果:2~3%の効率改善が可能

高効率インペラ+ベーン付きディフューザーへの変換

2) 水平分割ケーシング型圧縮機をギア内蔵型等温圧縮機に取替え

  • 最適回転数採用と、3次元インペラ採用により効率改善
  • 中間冷却を増やして、等温圧縮に近づけて効率改善

水平分割ケーシング型圧縮機をギア内蔵型等温圧縮機に取替え

余剰流体の有効利用

(1) スチーム、排ガス、オフガス
⇒ ラジアルタービンの設置により動力回収
  回転機のヘルパー用・発電用

経年劣化対策

(1) 腐食対策
⇒ 腐食原因によるが、塗装、コーティング、材質変更(例:チタン)
(2) 摩耗軽減対策
⇒ 溶射、メッキ
(3) 異物付着対策
⇒ 塗装、サーマロンコーティング

詳しくは下記までお問い合わせください。

お問い合わせ

株式会社神戸製鋼所 機械事業部門

回転機営業部 サービスグループ

TEL:03-5739-6773
FAX:03-5739-6991

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