エヌアイウエル（株）の株式の譲渡について

株式会社神戸製鋼所（以下、神戸製鋼）は、エヌアイウエル株式会社（以下、エヌアイウエル）の株式の80％を、2016年4月1日付で神鋼商事株式会社（以下、神鋼商事）に譲渡することとしました。これにより、神戸製鋼グループの溶接事業におけるメーカーと商社の機能を明確化し、営業力の強化を図ってまいります。
併せて、エヌアイウエルは2016年4月1日より「エスシーウエル株式会社」と社名を変更致します。

エヌアイウエルは、溶接材料、溶接機器、産業用機械等を取り扱う商社で、神戸製鋼は2001年より資本参加しており、2006年の神戸製鋼100％子会社化を経て、現在に至っております。
国内での溶接材料の需要は、建築鉄骨、造船を中心に当面は堅調に推移していくことが見込まれますが、神戸製鋼の溶接材料の販売組織である「神溶会^※」において、引き続き技術営業力の強化をはじめとする取り組みや体制構築などを進めていく必要があります。
今回の株式譲渡は、神戸製鋼グループとして溶接事業におけるメーカーと商社の機能を明確化すると同時に、エヌアイウエルの更なる発展のためには、神鋼商事の商社としての事業領域でシナジーを追求することが有効であると判断し、合意したものであります。

新しい社名の「エスシーウエル株式会社」については、課題解決に向けて（Solution）、全力でサポートして（Support）、満足いただき（Satisfaction）、全てのサービスを（Service）、顧客のために（Customer）提供し続けるという思いを込めております。

メーカー、商社一体となり神溶会全体での技術営業力を強化し、今後とも、顧客のベストパートナーとして、優れた製品、サービスを提供し続けるよう取り組んでまいります。