2016年7月14日
株式会社神戸製鋼所
当社100%子会社の(株)コベルコパワー真岡は、2013年3月より進めておりました環境アセスメントが今年5月に完了し、6月より本格的な発電所建設工事を開始しております。これを受けて、昨日7月13日に起工式を開催致しましたのでお知らせ致します。
起工式では約130名が出席し、当社を代表して代表取締役会長兼社長の川崎博也が関係先への感謝の言葉に続けて、真岡発電所が「エネルギー問題の観点からも、広く社会のお役に立つことができると信じている」「電力供給事業を柱の一つとして位置付けている当社グループにおいて、最も重要な事業のひとつである」と挨拶致しました。主な出席者は以下の通りです。
当社は本年4月に電力事業部門を新設し、先般発表致しました2016~2020年度グループ中期経営計画においても素材系事業、機械系事業に並ぶ3本柱の一つとして電力事業の安定収益化へ取り組むことを掲げています。2022年度には、神戸発電所(70万kW×2基)と真岡発電所(62.4万kW×2基)、計画中の神戸市での新たな発電所(65万kW×2基)の3ヶ所において、合計約395万kWの発電能力を有することになります。
真岡発電所は東京ガス(株)から都市ガスの供給を受け、最新鋭のガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)方式による国内最高レベルの効率で発電を行ないます。また、国内初の本格的な内陸型発電所であり、電源の分散立地によるエネルギーインフラの強靭化や地域の発展などに貢献します。稼働予定の2019年後半に向けて、安全・防災と環境に配慮して建設を進めて参ります。
(注記)プレスリリースの内容は発表時のものです。販売がすでに終了している商品や、組織の変更など、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。