コベルコROBOTiX(株) 第二事業部 新事業所開設

~主力製品の「石松」が過去最高の月間出荷台数を記録、
7月受注開始の「REGARC™プロセス搭載石松」も好調~

2018年8月30日

コベルコROBOTiX株式会社

株式会社神戸製鋼所

株式会社神戸製鋼所(以下、神戸製鋼)の100%子会社であるコベルコROBOTiX株式会社(以下、コベルコROBOTiX)は、小型可搬型溶接ロボット(製品名「石松」シリーズ)の開発・設計・製造・サービス業務を行う第二事業部の拠点を本年5月1日付けで、移転したことに伴い、7月12日に式典と新事業所見学会を開催しました。見学会では、お客様立会いによるデモを想定し、従来比約2倍に拡張させた実験棟や、装いも新たにした製造室や執務スペース等、将来の需要拡大を見据えた体制をご覧頂きました。

近年、溶接技能士不足は業界の大きな課題であり、また同じ溶接構造物でも自動化ニーズは多様化しております。石松は、「小型で軽量」「面倒な入力作業不要」を特長とし、建築鉄骨、造船、橋梁など様々なニーズに対応する製品としてご使用頂いています。
本年6月には過去最高の月間出荷台数を記録、更に7月からは炭酸ガスアーク溶接の大電流域におけるスパッタとヒュームの発生を大幅に軽減した新メニュー「REGARC™プロセス搭載石松」の受注を開始し、既に多数の引合と受注を頂いています。

また、今月、REGARC™プロセス搭載石松は、「中小企業等経営強化税制」(~2019年3月末)、「生産性向上特別措置法」(~2021年3月末)において、生産性向上に繋がる先端設備の要件を満たすことが、(一社)ロボット工業会より認められました。これにより、本制度の対象となるお客様が税制優遇の審査を受けられる際に必要な証明書のご提供ができますので、お客様の導入意欲向上に繋がるものと期待しております。

式典では、コベルコROBOTiX永田社長より社名の由来について「小文字のⅰは石松、Xは無限の広がりを意味している。神戸製鋼が掲げる世界で最も信頼される溶接ソリューション企業の一翼を担っていきたい」と抱負を述べました。当社グループは今後も「石松」を含む溶接システムと溶接材料・溶接施工技術の総合力を結集し、お客様の課題解決に貢献して参ります。

移転元住所
〒852-0392 長崎県長崎市深堀町5-717-1  

移転先住所
〒851-1133 長崎県長崎市小江町2734番地9  

写真

新事業所全景

新事業所全景

小型可搬型溶接ロボット「石松」

小型可搬型溶接ロボット「石松」

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(注記)プレスリリースの内容は発表時のものです。販売がすでに終了している商品や、組織の変更など、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。

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