2022年6月15日
日本製鉄株式会社
JFEスチール株式会社
株式会社神戸製鋼所
一般財団法人金属系材料研究開発センター
日本製鉄株式会社、JFEスチール株式会社、株式会社神戸製鋼所、一般財団法人金属系材料研究開発センターの4社は、コンソーシアムを結成し、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)から公募された「グリーンイノベーション(GI)基金事業/製鉄プロセスにおける水素活用プロジェクト」(以下、本プロジェクト)に採択され、2050年のカーボンニュートラルに向けた取り組みを推進しています。
本日、4社のコンソーシアム委員による第1回水素製鉄委員会を開催し、今後のグリーンイノベーション基金事業にかかわる開発計画を協議するとともに、4社間の協力強化と開発活動の促進を確認しました。併せて、各社が担当する研究開発設備の具体的な建設計画について報告を行い、既実施分も含め、今後、着実に実行してまいります。
コンソーシアムメンバー(左から坂本、佐藤、野村、渡辺、福島、小紫)
①所内水素を活用した水素還元技術等の開発
②外部水素や高炉排ガスに含まれるCO2を活用した低炭素化技術等の開発
(製鉄プロセスからCO2排出 50%以上削減を実現する技術)
①直接水素還元技術の開発※1
(高炉法と比較して CO2排出 50%以上削減を達成する技術)
②直接還元鉄を活用した電炉の不純物除去技術開発
(大規模試験電炉において不純物の濃度を高炉法並みに制御する技術)
想定されるスケジュールの例を記載
今後も4社協力のもと、グリーンイノベーション基金事業に関わる技術開発を促進し、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを強力に推進し、各プロジェクトについては可能な限りの前倒しを検討してまいります。
詳細はNEDO公表の資料をご参照ください。
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