非汎用圧縮機の米国拠点Kobelco Compressors America(KCA)におけるサービス工場拡張工事の着手について

2025年2月19日

株式会社神戸製鋼所

この度、当社は、非汎用圧縮機事業の北米拠点であるKobelco Compressors America (以下、KCA)がヒューストンサービス工場の拡張工事に着手しましたことをお知らせします。

当社の機械事業では、収益のさらなる安定化に向けた成長戦略として、海外ストックビジネス※1の拡大に取り組んでいます。KCAは、従来より北米の非汎用圧縮機※2の製造・販売拠点として、北米・中南米のお客様に対してアフターサービス(部品供給・補修等)の対応を行ってきましたが、今後はお客様ニーズへの対応を強化すべくヒューストンサービス工場を拡張し、能力増強することを決定しました。

本拡張によって、北米・中南米をはじめとした非汎用圧縮機のお客様に対するアフターサービス対応の強化、並びに新たに大型樹脂混練造粒装置(LCM)※3のアフターサービスの対応も可能になります。

既存の建屋では、これまでに気密場※4、30Tクレーン、小型工作機などを活用し、補修対応を実施してきましたが、拡張部には倉庫としての機能に加え、ブラスト塗装場、さらに50Tおよび30Tのクレーンを新たに設置することで大型機械の補修対応が可能となります。拡張部の稼働は、2025年度中を予定しています。

KOBELCOグループは、今後も技術・製品・サービスの提供を通じて“魅力ある企業”へと変革をすすめ、「安全・安心で豊かな暮らしの中で、今と未来の人々が夢や希望を叶えられる世界。」の実現を目指してまいります。

  • ※1:納入した装置のアフターサービス対応

  • ※2:発電や化学プラント等幅広い用途向けに使用される、空気やガスを圧縮し連続的に送り出す装置

    非汎用圧縮機(イメージ写真)
    非汎用圧縮機(イメージ写真)

  • ※3:石油化学コンビナートなどの樹脂生産ラインの後工程に設置され、ポリエチレンやポリプロピレンなどの各種プラスチック材料を米粒大のペレットに加工する装置

    樹脂混練造粒装置(イメージ図)
    樹脂混練造粒装置(イメージ図)

  • ※4:圧縮機内部から気体が漏れないことを確認するために試験(気密試験)する場所

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(注記)プレスリリースの内容は発表時のものです。販売がすでに終了している商品や、組織の変更など、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。

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