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プレスリリース
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米国向け非汎用スクリュ圧縮機の生産能力増強について
〜原油高・環境対策関連需要に対応し、生産能力を2.5倍に増強〜
2006年4月18日
株式会社神戸製鋼所
米国では、原油高・環境対策関連需要の高まりを背景に、天然ガス発電、石油精製、ガス分離、オフショア油田(海底油田)、液化天然ガス(LNG)などのプラント新設・能力増強投資計画が目白押しで、当社の「オンリーワン製品」である高性能・ 高品質な非汎用スクリュ圧縮機(※補足説明参照)への引き合いが急増しています。
当社は、日本国内で製造したスクリュなどの圧縮機本体に、KEC社で熱交換器や配管等の最終組立を行い、圧縮機ユニ ットとして米国市場向けに供給しています。同市場での需要拡大が顕在化している中で、早期にKEC社の生産能力増強を図る必要があることから、本年5月に、第2工場の建設(建設用地取得済み)と、既存工場の再整備に着手し2006年度中には組立製造能力を現状の約2.5倍とする計画です。
【KEC社の概要】
社名 | : | KOBELCO EDTI Compressors, Inc. |
所在地 | : | カリフォルニア州コロナ市(ロサンゼルスから東に約100マイル) |
事業内容 | : | プロセスガス圧縮機の設計、製造、販売、アフターサービス |
社長 | : | 大濱 敬織(神戸製鋼より派遣) ※ 前職:機械エンジニアリングカンパニー圧縮機事業部回転機技術部スクリュ室長兼担当部長 |
従業員数 | : | 114名(2005年末) |
1. | 米国市場での事業計画(暦年ベース) | |||||||||||
北米・カナダ・メキシコを含む全米ユーザ向け天然ガス発電、石油精製、ガス分離等の用途に注力し、2007年の受注を年間60百万ドル(KEC社生産:40百万ドル/当社生産:20百万ドル)に拡大する。※03-05年平均は年間約30百万ドル |
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<米国向け連結売上計画>(暦年ベース) [単位:百万ドル] | ||||||||||||
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2. | 設備投資計画の概要(第2工場建設及び既存工場の再整備) | |||||||||||
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3. | 要員計画の概要 | |||||||||||
114名(2005年末)から170名(2007年末)に増員予定 |
(補足説明)
「オンリーワン製品」(独自の付加価値がユーザから高く評価されている製品)について
圧縮機には、スクリュ式(回転式容積型)、ターボ式(遠心式)、レシプロ式(往復式容積型)の 3種類があり、当社グループは世界で唯一全タイプを製造販売しています。
特にスクリュ式は、世界最高の100気圧まで昇圧可能なモデルを有するなど、圧倒的な技術力で世界シェア約30%を堅持しています。
カリフォルニア州コロナ市のKEC社