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プレスリリース

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環境保全協定の改訂について

2006年10月20日

株式会社神戸製鋼所

このたびは、「ばい煙問題」について、地域の皆様をはじめ、関係当局など多くの皆様の信頼を損なう事態を引き起こしましたことを深く反省すると共に、改めまして心よりお詫び申上げます。
このような事態を二度と引き起こさないよう、環境保全と法令遵守を企業経営の最優先事項であるとの理念を徹底するとともに、全社をあげて再発防止の対策と取組んでおります。

当社神戸製鉄所におきましては、環境対策の強化や情報開示等を確実に実施していくため、1998年12月16日に神戸市とで締結しました「環境保全協定」を本日10月20日付で改定いたしました。

改定しました主な内容は、以下のとおりです。

1.公害防止対策及び環境保全協定に係わる教育の実施(第6条)
  環境管理体制を強化していくよう、従業員に対し、公害防止・環境保全に係わる教育を実施していきます。
2.情報公開の拡大(第18条)
  ホームページなどにより環境データを開示するとともに、毎年、神戸市に提出している「環境保全報告書」を公開していきます。
3.地域組織への説明会の開催(第20条)
  地域組織への説明会を定期的に開催するとともに、環境に関しての問合せ窓口としてフリーダイヤルを設置し、環境保全に関する取り組みについて理解を頂戴していきます。
4.違背時の対応強化(第22条)
  本協定に定める事項を履行しないとき、又は、そのおそれのあるときの「必要な勧告」や「施設の使用の一時停止」など神戸市の措置内容強化するとともに、一連の経過を公表するよう定めました。
5.その他(第8条)
  神鋼神戸発電所を含めた神戸製鉄所全体の硫黄酸化物年間排出量の協定値1,100トンを前倒し(注1)で730トンに改めます。
  (注1)1998年12月に締結した環境保全協定では、神鋼神戸発電所2号機の運転開始後3年間の暫定期間後、2007年度から730トン/年とすることを目標としておりました。

今後、この改定しました「環境保全協定」を遵守し、皆様の信頼回復に努めていく所存です。