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プレスリリース

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兵庫県・加古川市との環境保全協定の締結について

2007年9月26日

株式会社神戸製鋼所

昨年、当社加古川製鉄所において発生させました環境問題に関しましては、地域の皆様をはじめ関係当局ほか多くの皆様に大変ご迷惑をお掛けしましたことを、改めまして心よりお詫び申し上げます。二度とこうした事態を発生させないように、これまで再発防止策を順次実施して参りました。

そうした取組みを新たに盛り込み、1976年2月13日に兵庫県・加古川市と締結しました公害防止協定を全面改定し、本日環境保全協定として締結しましたので、お知らせ致します。

尚、改定した主な内容は以下の通りです。

<本日締結した環境保全協定において見直された主な項目について>

(1)環境管理の徹底
環境保全対策を適切に実施するため、環境管理組織や命令系統を整備し、環境監査による管理機能の維持向上及び環境保全に関する意識の啓発を図る。

(2)違反時の措置
製鉄所の操業の短縮や停止その他必要な措置について、県及び市より指示を受けた事項について、製鉄所はこれに応じる。

(3)環境管理システムの運用
ばい煙等の排出状況を常時監視するため、環境管理システムを適正に運用する。

(4)情報公開
現地説明会、公開モニター、環境報告書等により、環境状況を公開する。

(5)時間排出量改定と年間排出量の規定化
時間排出量;ばいじんの時間排出量見直し(227kg/h⇒199kg/h)。
年間排出量;SOx、NOx、ばいじんについて規定化。

(6)粉じん対策
粉じん発生防止対策の効果を確認するため、県及び市と協議の上、降下ばいじん量に関する管理目標値を定め、その達成に努める。

今後は、これまでにお約束した各種再発防止策や環境保全対策を着実に実行するとともに、本日締結しました環境保全協定を遵守することで、皆様の信頼回復に努めて参ります。