2008年度設備投資計画(単独)の概要について

2008年4月25日

株式会社神戸製鋼所

1. 設備投資の基本的な考え方

2008年度の設備投資については、鉄鋼部門における一連の高炉改修が完了したことなどから2007年度に比べ減少する計画ですが、引き続き環境関連投資に加え、オンリーワン製品の拡充やものづくり力の向上につながる投資を実施し競争力の強化を図って参ります。

2. 設備投資総額（単独）

（単位：億円）

適用	2007年度見込み	2008年度計画	伸び率（08/07）
工事ベース（内鉄鋼部門）	1.146 （940）	920 （690）	△20％（△27％）
支払ベース（内鉄鋼部門）	1,124 （858）	1,100 （880）	△2％（＋3％）
減価償却費（内鉄鋼部門）	764 （577）	940 （670）

3. 部門別内訳（単独/工事ベース）

（単位：億円）

	2007年度実績	2008年度計画
鉄鋼部門	940	690
アルミ・銅部門	124	120
その他	82	110
合計	1.146	920

4. 主な設備投資案件（単独/工事ベース）
2008年度における設備投資計画の中で、主要なものは以下の通りです。

【鉄鋼関連】

事業所	工事名	対象品種	金額（億円）	工期
加古川製鉄所	焼結能力増強	薄板、厚板、線材等	28 （総投資額28）	2008.4
加古川製鉄所	焼結脱硝設備	薄板、厚板、線材等	33 （総投資額177）	2007.12～ 2010.3
高砂製作所	鋳鍛鋼生産能力増強	船舶用クランク軸	25 （総投資額300）	2008.7～ 2010.3

≪ご参考≫
【2007年度までに実行した主要案件】（単位：億円）

	事業所	工事名	対象品種	金額（億円）	工期
鉄鋼関連	加古川製鉄所	脱硫機能付き真空脱ガス設備新設	ハイテン・特殊鋼など	50	2003.9～ 2004.10
	神戸製鉄所	第5ブルーム連続鋳造機新設	高級特殊鋼	85	2004.4～ 2006.8
	神戸製鉄所	棒鋼　精整・検査ラインリフレッシュ工事	高級特殊鋼	10	2005.11～ 2007.3
	加古川製鉄所	第2高炉改修	薄板、厚板、線材等	400	2004.9～ 2007.5
	神戸製鉄所	第3高炉改修	高級特殊鋼	100	2007.11～ 2007.12
アルミ銅関連	大安工場	メカニカル鍛造プレス4号機新設	自動車用足廻りアルミ鍛造部品等	10	2004.4～ 2004.9
	真岡製造所	熱間仕上げ圧延機モーター更新	自動車パネル材・ボトル缶材等アルミ板全般	7	2004.4～ 2005.1
	真岡製造所	No.1冷間圧延機劣化更新及び高速化	アルミ板	14	2005.4～ 2007.2

≪ご参考≫
＜設備投資額推移（単独/過去20年）＞

（単位：億円）

年度	工事ベース	支払ベース	減価償却費
89年度	810	730	605
90年度	1,250	900	648
91年度	1,860	1,590	727
92年度	1,780	1,710	813
93年度	980	1,700	868
94年度	550	640	846
95年度	630	600	797
96年度	660	760	768
97年度	570	470	761
98年度	770	690	741
99年度	560	690	718
00年度	570	400	692
01年度	439	513	657
02年度	240	250	614
03年度	358	331	565
04年度	462	353	548
05年度	585	541	519
06年度	960	760	560
07年度	1,146	1,124	764
08年度 (計画)	920	1,100	940