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プレスリリース

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「神戸製鋼グループ 環境・社会報告書 2011」の発行について

2011年6月23日

株式会社神戸製鋼所

当社グループはこのほど、「環境・社会報告書2011」(2010年度の報告)を発行致しました。今回の報告書では、CSRに対する考え方を明確にすること、文字を大きくし読み易さを向上させること、などに取り組みました。また、巻頭特集で当社グループが運営する子供向けの科学館「灘浜サイエンススクエア」(*1)を取り上げるとともに、環境報告面では「生物多様性への貢献」(*2)、社会性報告面では「チリ地震に伴う製鉄所の高炉復旧支援」(*3)などの特集ページを設け、ステークホルダーの皆様に当社グループの姿勢が伝わり易くなるよう工夫を凝らしました。

(*1) 灘浜サイエンススクエア

2004年4月に、神戸製鉄所と神鋼神戸発電所に隣接する神戸市灘浜地区にオープンした地域交流施設の一つ。「製鉄」「発電」「エネルギー」「環境」をテーマに、遊びながら科学や技術の面白さ、不思議さを体感し、好奇心を育むことを目的とし、小学校高学年を中心に、幅広い年代の方々が来館しています。

(*2) 生物多様性への貢献

2010年に当社グループの環境経営として取り組んできた事項を生物多様性の観点から整理し、「コベルコ生物多様性指針」を新たに制定しました。本報告書では、その一端を、施設・技術・製品の観点から紹介しています。

(*3) チリ地震に伴う製鉄所の高炉復旧支援

2010年に南米チリで発生した地震に伴い損傷した現地の製鉄所の高炉復旧に対し、当社グループが支援を行いました。1995年の阪神淡路大震災で製鉄所が大きな被害を受け、自ら高炉の復旧に成功した際のノウハウを、現地に派遣した3人の技術者を通じて伝えることで復旧をサポートしました。本業、経験を通じての当社グループならではの貢献といえます。

来年度版以降も、ステークホルダーの皆様のご意見・ご指摘を参考にさせて頂きながら、内容を更に充実させていきたいと考えています。