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プレスリリース

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神戸製鋼所本社ビルの竣工について

2013年3月6日

株式会社神戸製鋼所

神戸製鋼グループでは、既に公表の通り、これまで賃借していた建物の契約が満了する2013年3月に神戸本社を移転することを決定し、(株)神戸製鋼所(以下神戸製鋼)がHAT神戸に所有する土地に、神鋼不動産(株)(以下神鋼不動産)が本社ビルの建設を進めて参りました。当初予定通り、このほど竣工致しましたのでお知らせします。
尚、本日午前現地にて竣工式を執り行いました。既に3月4日から一部部門で業務を開始しており、4月1日には全てのグループ各社が業務をスタートする予定です。

神戸製鋼所本社 概要

場所:
神戸市中央区脇浜海岸通2丁目2番4号、
敷地面積 約6,700㎡
規模:
地上9階、高さ 約50m、延床面積 約23,000㎡
総工費:
約60億円
工期:
2011年12月~2013年2月、約1年3ヶ月
入居社数、就業人数:
神戸製鋼グループ13社・団体、約1,400名

*神戸製鋼が神鋼不動産から長期賃借する形態となります。

竣工式 概要

10:00~定礎式、記念植樹、神事、館内見学、祝賀会を実施。
神戸製鋼・神鋼不動産・大林組などの関係者約100名に加え、来賓として井戸敏三兵庫県知事、矢田立郎神戸市長ほかにご出席頂きました。

旧本社(神鋼ビル:1986年竣工、神鋼ビルネオエスト:1996年竣工)は、2013年3月末で賃貸借契約が期間満了を迎えます。このタイミングを捉え、グループ企業が集う本社ビルの建設を決定しました。グループ企業が集積し、個々の企業の持つ情報や知見を交換・融合することで、これまで以上にグループの総合力・シナジーを発揮させ、中長期経営ビジョン「KOBELCO VISION“G”」の具現化を強力に進めて参ります。加えて、中長期的な経費削減にも寄与します。
また、新たに本社ビルを建設することにより防災対策を強化するとともに、自然環境保全への取り組みも着実に進めて参ります。

1. 防災対策:地震・水害・停電への備え

  1. 耐震強度アップ
    (建築基準法に定められている耐震強度レベルの1.25倍)。
  2. 1Fの床高さを地盤面から1.4mとし、水害(洪水・津波)に対応。
  3. 非常用電源の屋上への設置。

2. 自然環境への配慮:省エネルギー、省CO2ビルの追求

  1. 傾斜窓、建物のキュービック(立方体)化による熱負荷の抑制。
  2. 全熱交換器(換気時の流出入空気間の熱交換)や執務室の全照明器具へのLED採用、太陽光発電パネルの設置などによりエネルギー消費を低減。
  3. 建物内部に吹き抜けを設けることで、自然換気に加え、自然採光による照明ランニングコストを低減。

3. 快適性の追求による業務効率化の実現

  1. 1フロア2,000㎡の無柱執務スペースの確保。
  2. 海と山への眺望を最大限確保した緑の中のオフィス。
  3. 社員食堂の新設、入社式などに対応した大規模会議室の新設。

神戸製鋼所本社 写真

①外観

外観

②1Fロビー

1Fロビー

③執務室(無柱執務スペース)

執務室(無柱執務スペース)

④社員食堂

社員食堂