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プレスリリース

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加古川製鉄所 第3高炉の改修・再稼働について

2014年5月8日

株式会社神戸製鋼所

当社はこのほど、加古川製鉄所第3高炉を2016年9月末から90日間の工期で改修し、同年12月末に再稼働することを決定しました。改修費用は約200億円です。

加古川製鉄所第3高炉は1996年4月に火入れ(2次)し、2016年に稼働20年を迎えます。炉内耐火物の経年劣化が進んでいることから、同年9月末に稼働を停止し、改修を行います。
高炉本体の鉄皮は継続使用し、消耗の進む炉底耐火レンガは全面更新、冷却効率の高い銅ステーブの採用部位の拡大を実施します。同時に、炉内形状を最適化し、更には原料装入装置の改良など、高炉の安定操業を確保すると共に、当社の持つ世界トップレベルの高PC(微粉炭)比操業技術を活かした低廉原料の一層の使用拡大によるコストダウンを図ります。

当社は、既に公表の通り、2017年度を目処に神戸製鉄所の高炉などの上工程設備を休止し、加古川製鉄所に集約することを計画しています。加古川製鉄所第3高炉の炉寿命による更新のタイミングを捉えて、主要設備の一部である高炉の刷新を図ります。

第3高炉 3次改修工事概要

1. 改修時期:
2016年9月末~12月末(改修工期90日間)
2. 炉内容積:
4,844m3(2次改修4,500m3
3. 投資額:
約200億円

加古川製鉄所 第3高炉

加古川製鉄所 第3高炉