FAQ よくある質問

Q1.

鉄鋼スラグ道路用資材(路盤材等)の掘削材の取り扱いは どうすれば良いのか?

A1.

鉄鋼スラグ路盤材等の道路用資材は、その用途に応じて品質管理された建設資材です。したがってコンクリートがらやアスコンがらと同様に鉄鋼スラグ路盤材の掘削材も建設廃材になると考えられます。掘削後の鉄鋼スラグ路盤材を適切に再生処理し路盤材等に再利用されることがありますが、実際に再利用あるいは処分する場合には、掘削材が発生する工事現場の自治体の所管部署にご確認ください。

Q2.

鉄鋼スラグ浸出水はアルカリ性を示すと聞いたが、注意すべき点は何か?

A2.

鉄鋼スラグは石灰CaOを含んでいるため、スラグと接触した水はpH=11~12とコンクリートがらと 同レベルのアルカリ性を呈します。日本の土壌は一般に酸性であり、アルカリ成分の吸着・中和作用が高く、 通常の使用では問題になることはありませんが、浸出水が 河川、農業用水池・用水路、水田、養魚池などに直接流入するような場所での使用はお控え下さい。

Q3.

鉄鋼スラグは膨張すると聞いたが?

A3.

鉄鋼スラグのうち、製鋼スラグは遊離石灰(f-CaO)を含むため、水と反応して2%以上の膨張を示します。 このため路盤材に使用する製鋼スラグに対しては、水蒸気に接触させる蒸気エージングを施し、 膨張を安定化させています。蒸気エージングは通常エージング(6ヶ月以上大気に曝す)よりも 膨張安定性が高いエージング方法です。

Q4.

再生クラッシャランにスラグを入れても良いのか?

A4.

舗装再生便覧・舗装設計施工指針(旧版ではプラント再生舗装技術指針・アスファルト舗装要綱) に再生材に補足材として鉄鋼スラグを入れても良いことが記述されています。 鉄鋼スラグを入れることで、締め固め性が良くなり、路盤としての支持力が向上します。

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